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y-m視点
y-m)それじゃあ、行ってきますね。
tk)ん、気をつけてね~
たくぱんさん達の血を飲ませてもらうようになってから1ヶ月がたった。
人間の血を飲めて吸血鬼の僕は日に日に元気になっていったが、反対に人間の3人は体調が悪くなっていった。
流石に血を飲みすぎて負荷をかけすぎてしまったみたい。
皆さんに頼るのも申し訳ないので、ネットで吸血鬼用の血を探すことにした。
y-m)吸血鬼用動物の血……なにこれ、めっちゃ安い!
たまたま見つけたサイトにコスパのいい血が売られていた。
しかし、ネット販売はされておらず、店でしか買えないみたい。
そこで、今日、思い切って買いに行くことにした!
y-m)ここかなぁ~?
目的地に着いたが、そこには大きな倉庫があるだけだった。
y-m)まぁ、吸血鬼に血を売るから、見た目で人間にバレないようにしてるんでしょ、。
そうして意気揚々と倉庫に入った僕だが、すぐに後悔することになる。
y-m)こ、こんにちは~
manA)いらっしゃい、吸血鬼様ですか?
y-m)はい、そうです。
manA)では、こちらへどうぞ(グイッ)
y-m)え、?
ガチャッ
y-m)これは……
足枷……どうして……?
manA)吸血鬼は奴隷。西の国で働かせるためにこうして捉えています。
y-m)血を売ってるっていうのは……
manA)まんまと騙されてくれてありがとうございますw
y-m)はっ、早くこれを外してください!奴隷になんてなるつもりは……
manA)吸血鬼は黙れ、人間に指図するなッ。
えッ……
manA)それにしても君、可愛い顔してるな~
(y-mの顔を指でなぞる)
y-m)ビクッ
y-m)や、やめてくださいッ
怖い……
manB)ちょっと、先輩大切な”商品”に触れちゃダメですよ
manA)あぁ、分かってる。ちょっとだけだw
manA)次の貿易船が来るまで、お前は此処に居ろ。
y-m)……
manA)返事は、?
y-m)は、はいッ
manA)(部屋の外に出る)
どうしようどうしよう。
かなりまずいです。
僕、売られちゃうんですかッ?
西の国で奴隷になるんですかッ?
まだみんなと居たいです…
たくぱんさん達と暮らしたいです…
誰か助けてください_