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🗽side
私が皆に連絡をして二時間が経過した。
最初は皆いろいろ意見や対応を教えてくれてたけど徐々に口数が減ってきてしまった。
私は私で皆の時間を使わせてしまってるのに、何もできない自分にイライラしてしまう‥。
ほんと、どうしたら‥。何が原因でこんなことに。
沈黙の中、最初に口を開いたのはまちこりだった。
🪴「あ、あのさ、みんな。私にアイディアがあるんだけど。」
👾「まちこ?」
🪴「それには準備するものが必要でさ。ニキニキとりぃちょとせんせーと私で少し席を外すね?」
🍈「まちこさん、あの俺は‥」
🪴「キャメさんは18とここで待機。通話をつないでて。」
🍈「あ、はい」
いつもよりも真面目な声でまちこが指示を出す。
👾「まぁ、18号に変化が万が一あるかもれんしな。なにかあったらキャメさんから連絡がほしい。」
🍈「わかった。」
👾「おらニキ、りいちょもいくぞ。」
🎮「うぃーす。」
👑「キャメさんなんかあったら連絡よろしく!」
🍈「まかせとけ!」
🗽「メロちゃんがすき‥。」(まちこ‥。)
🪴「多分なんとかなるから。はっちも少し待っててね。」
まちこが優しく声をかけてくれる。
こんな時だからだろうか、とても頼もしく見えてしまう‥。
まちこ達が席を立ちメロちゃんと二人きりになる。
‥もし私が普段通りにしゃべれたらみんなに気を使わせなくても良かったのかな。 普段なら思わないようなマイナスなことを悶々と考えてしまう。
どうしてこんな‥。
🍈「はち‥じゅうはち‥!」
🗽「め、メロちゃんがすき?」(めろちゃん? )
やば‥全く聞けてなかった。なにか話しかけてくれてたのかな。
スマホに目を向けるといつの間にかビデオ通話になっており、ひらひらとメロちゃんがこちらに向かって手を振っていた。
🗽(ビデオ通話か!!!まずいぞ‥!)
急いでビデオ通話準備をし、通話を始める。
準備の音が聞こえてたのか時折フフッと彼の笑い声が聞こえてきた。
🍈「ねね、じゅうはち。これから俺が聞くことにYESなら二回手を叩いてNOなら一回。OK?」
メロちゃんが普段と変わらない優しい声色で話しかけてくれる。状況は変わっていないのに、いつも通りの彼がいてくれることがとても心地がいい。
一瞬、言葉の意図がわからなかったが、彼の言うとおりにすることにした。
パチパチ
🍈「おうけい!じゃあ、そうだな‥。」
🍈「あっ!じゃあね…最近楽しかったことは??」
🗽「!?」
答えられない!!YESかNOかで答えられないよメロちゃん!!
🍈「‥? 」
🗽「め、メロちゃん‥?が‥?すき????」
🍈「!!あ笑フフっ、ごめん!!!YESかNOで答えられないなこれ笑フッハハッ‥!!!」
真面目に答えようとした私がまるで馬鹿みたい‥。
そんな考えを巡らせてる中、一人で笑う彼に釣られて私も一周回って面白くなってきたな。
🗽「フフッ」
🍈「!!よかった。」
🗽「?」
🍈「じゅはちさ、今日全然笑えてなかったからさ。いや、こんな状態だから仕方ないんだろうけど。 」
🗽「‥」
ばれてたんだ‥、気を使われてしまった‥。
🍈「俺さ、今の18が何を伝えたいか全然わからないんだけど、18の力になりたいと思ってるよ。」
‥メロちゃんはいつもみんなを支えてる力になれてるよ。
🍈「俺、くだらない声真似とかするけどさ、全然他の人が笑わないようなボケでもじゅはっちーはよく笑ってくれるし。俺が困ってたらよく声をかけてくれるでしょ?髪色変わったときとかも相談に乗ってくれてたし。」
…私は何も特別なことはしてないよ。メロちゃんこそ、私が困ってたらいつも気遣ってくれるよね。すごく、感謝してるの。
🍈「だからね、俺18号の力になりたいんだ。まちこさんとかみたいに気配りはできないし、ニキくんとかりいちょくん、しろせんせーみたいに知識が豊富ってわけじゃないけど‥。」
‥メロちゃんはすごいよ…。メロちゃんがいるからみんな安心してふざけられると私は思う。メロちゃんのことみんな、すごく頼りにしてると思う。だから、そんなに自分のことを下げないで欲しい。
🍈「多分俺だけじゃなくて、きっと皆も。18号が来てから集まり良くなってたし、みんなで遊ぶのがほんとに楽しいんだ。ええっと。だから、あー。あまり気にしないでって言いたかったかな。」
🍈「じゅはち…?」
🗽「‥」ポロッ