テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠ 青黄です。恋人関係の設定です。
⚠途中桃赤が出てきます。桃赤は付き合ってない友達設定です。
夏には、夏休み前の学校と海と、星空。そんな勝手なイメージの元書き上げました。学パロ設定ですが学パロ要素そんな無いです!だらだらと書き綴ったお話ですか……楽しんでいただけたら嬉しいです。
♡
「もうすぐ夏休みですね」
卵焼きを食べながら 彼がそう呟いた。
「マジ?暑いのヤダ〜」
「…ころちゃんは本当に呑気ですね」
るぅとくんが呆れたように言った。
「夏休みかあ…じゃあどこか出かけようよ」
僕がそう言うと るぅとくんは口角を上げた。えー とか うーん って言ってる割には行きたがってるの、バレバレだからな。
「じゃあどこ行きます?」
「そうだねえ…行きたいところある?」
るぅとくんは うーん、と考えてから
「僕は海に行きたいです!」
目が輝いているんじゃないか ぐらい明るい声で言った。
「海ぃー?」
「どうですか…??」
海かあ、るぅとくんと海……有りすぎる。
「いいよ」
「ホントですか!やったあ!」
ひひっと笑った彼に ついきゅんとする。
日焼けは嫌だけど、彼と居る海は良いかもしれない。
「海楽しみー!!」
「莉犬ーあんまりはしゃぐなよー!」
……なんでさとみくんと莉犬くんも居るのだろうか。
説明は簡単。るぅとくんが 僕と海に行くことを言ったら 俺達も行きたい! と言い出して勝手に来た。
「ふふ、さとみくんとりぃぬ楽しそう!」
「はぁ……お人好しなんだから」
そんなお人好しな彼が好きな訳だけど。
「おーい!お前らも来いよーー!」
もう既に海に入ってる彼らがそう叫んだ。
階段をかけ降りて 砂浜に降りたら思いのほか熱くなってて「あっつ!」と叫んだ。
「うわ、だいぶ熱くなってますね」
「早く海入ろるぅとくん!!」
そう言っても彼はゆっくり進むので、無理やり彼の手を取って砂浜を駆けた。
海の前に来ると「ちょっところちゃん!」とるぅとくんがぷんぷんと怒っている。
「無理やり引っ張らないでください!」
「ごめんってえ」
「お二人さんおアツいねえ〜」
莉犬くんがからうように言ってきた。
「俺は2人より太陽の方が暑いと思うけど」
「お前何言ってんの?」
平常運転なさとみ莉犬につい笑ってしまう。
「じゃあみんなで海入りましょう!」
るぅとくんのかけた声に みんなで頷く。
「るぅとぉ〜捕まえちゃうぞ〜〜!」
「まって!本当にこわい!」
「「何やってんだあいつら…」」
泳ぎ疲れて座っている僕らの声がリンクした。
さとみくんとるぅとくんは海の歩きにくい空間で走って追いかけっこをしている。おい、るぅとくんは僕のだぞと言いたくなるぐらいにはきゃっきゃしてて思わずため息が出る。
「あ、ころちゃん、そういえばあっちで浮き輪貰えるらしいよ」
「え、ガチ?行こー!」
僕は別に溺れないし浮き輪とか要らないけど、浮き輪を使っているるぅとくんを見たいので貰いに行くことにした。
「え!ナニコレ!こんなんあんの!?」
浮き輪が貰えるところに行くと 膨らましたらサメに乗れるやつとか、ビーチバレーボールのボールとかもあって 種類豊富だった。
「あ、ころちゃんこれいいんじゃない!バナナボート!」
「おま、ふざけんなあ!!」
「あ、おかえり!」
海に戻り、そう言ってきたのはるぅとくん。
僕らが持っている物をみて首を傾げた。
「これ、るぅとくんに!」
そう僕がるぅとくんに渡したのは、黄色いアヒルのボート。膨らまし済みなのでだいぶでかい。
「え、え、これ乗っていいんですか!」
嬉しそうに海に浮かべたるぅとくんに 可愛いなぁと声が盛れた。隣の莉犬くんも るぅちゃん可愛いねぇ〜 と零していた。
アヒルのボートに乗ったるぅとくんは にこにこと笑みを浮かべて僕らに手を振っていて その様子はまさに可愛い天使そのもので。莉犬くんがパシャパシャ写真を撮っているのも納得出来る。その写真は後で僕にください。
背後からさとみくんの声がして トイレからさとみくんが戻ってきたようだった。アヒルのボートに乗っているるぅとくんを見て 何あれ!?と驚いていた。
「ころん、るぅとと一緒に乗ってこいよ」
「え、あれ2人乗れるの?」
「うん!2人までなら乗れると思う!」
さとみくんと莉犬くんにそう言われ、るぅとくんを眺めるだけで大満足だが るぅとくんの所に行くことにした。
「あ!ころちゃん!」
海の波に揺られ ぷかぷかと浮いているアヒルボートの上に、楽しそうなるぅとくん。
「可愛いねーるぅとくん」
「んえ、!? あ、えへ、へへ、」
可愛いと言うだけで過剰に反応する彼が可愛くて仕方がない。
「ねーねー、僕もそれ乗っていい?」
「あ、分かりました!じゃあ降りま…」
「違う違う!一緒に乗ろうってこと」
そう言うと彼は よりにこにこと目を細めた。
「ぅお…乗れた!」
砂浜にいるさとみりいぬに 二人でおーい!と手を振った。莉犬くんは手を振り返してくれて さとみくんはスマホを僕らに向けていた。
隣にいるるぅとくんに視線を移すと めっちゃ笑顔で莉犬くんに手を振り続けていた。よほど楽しいのだろう、振っていない片手がぶらぶらと揺れている。
思わずその手を掴み、手を握ると るぅとくんは僕に目を向けた。
「るぅとくん、僕のことも見てよ」
そう拗ねてみた。するとるぅとくんは、
「もう……ずっところちゃんしかみていないですよ」
そう頬を赤めるものだから そんな彼が愛おしくて思わずボートから落ちそうになった。
どこまでも僕を堕としてくる彼が堪らなく愛おしくて 可愛い。彼の手を握っていた手を 力強く握った。
日が落ちてきて、空はすっかり夕暮れ。
そろそろ帰るかーってなった所に さとみ莉犬が「ふっふっふ……」とニコニコしながら言ってきた。
「え、なになに怖い怖い」
「……?それ、花火ですか?」
さとみ莉犬が見せたのは、色んな花火が入ったパック。
「これあげる!やっぱ恋人との時間作ってあげたくてちょっと考えてたんだよ!」
「じゃ、あとは楽しめよ~」
そう言って二人は元気に帰り道へと走って行った。
莉犬くんに渡された花火を見つめていると、るぅとくんが僕の袖をきゅっと握った。
「ぼく、花火したいです、」
夕暮れの明かりが照らす彼の目はすごく綺麗で。思わず見とれてしまうほど。
「じゃあ、あっちでやろっか」
僕らは夕陽に照らされながらいい感じに花火ができそうな場所へと移動した。
「みてころちゃん!この花火凄いよー!」
7色に光る花火をきゃっきゃと振り回するぅとくんの無邪気さに、ついきゅんとする。
るぅとくんは落ち着いた雰囲気の子だけど こうゆう無邪気な所もあるから そのギャップまでが愛おしい。
「ころちゃんはこれ!これ持って!」
そう渡された花火をつけると、バチバチと火を散らし 明るく光った。明るいその花火はとても綺麗で 花火の良さを実感した。
めいっぱい花火を楽しんだ僕らは、最後に線香花火を残した。
「ねえねえ、これ先に落ちた方が相手の言うこときこうよ」
「良いですね!その提案乗ります!」
楽しそうな彼に 花火を持ってきてくれたアイツらに心の中で感謝した。
線香花火を二人で持って 時間を眺めた。
「…るぅとくん、今日楽しかった?」
線香花火を見つめながら 僕は今一番聞きたかったことを聞いた。
「もちろんです!とっても楽しかったですよ。僕、海になんて中々来れないから……本当に楽しかった。」
にへ、と笑う彼が すごく儚く見えて。
それはもう、消えてしまうんじゃないかって程。
「……ころちゃんは、楽しかったですか?」
「うん、僕も楽しかったよ。るぅとくんと想い出作れて良かった~」
自分で言っておきながら 少し恥ずかしくなった。でも、るぅとくんの方を見れば るぅとくんも頬を赤めて にこにことしているから 同じ気持ちなのかな、と嬉しくなった。
「………あ」
るぅとくんの線香花火が落ちてるのに気が付いた。
「うわぁ、負けちゃったぁ……」
「くふふ、僕の勝ち!」
るぅとくんは悔しそうにしているけど、そんな所も愛おしい。
「言うこと聞きます……何ですか?」
「んーと、じゃあ~」
「僕と、ずっと一緒に居ること。」
ダメ?とるぅとくんに笑いかければ「……重いですよ」と言われた。でも、彼の瞳が薄らうるっとしているのに気付いた。
「るぅとくん……?」
「もお、ズルいですころちゃん……僕、ころちゃんとずっと一緒に居たいです……」
「何言ってんの、当たり前でしょ?ずっと一緒に僕と居て。」
僕はるぅとくんの隣に座って、るぅとくんの手をきゅっと握った。そしたら るぅとくんが強く握り返してくれたから 嬉しくなって。
「るぅとくんっ……」
「う、わっ……ころちゃん、??」
つい、るぅとくんのことを押し倒した。
「ころちゃ………ちゅー。」
「……いいの?」
「いいから、……ちゅーして?」
うるうるとした目でそんなことを言われ、耐えれる訳がなくて。キスだけ、そう思って彼に優しいキスを落とした。
「んっ、…」
「……ずっと一緒に居て。」
僕の重い愛を、受け止めて欲しい。
「…ずっと、僕のこと愛してくださいね。」
「うん、ずっと君が好きだよ」
るぅとくんの隣に寝転んだ。手を絡めて、笑って見せた。ずっと君が、僕から離れませんように。そう願った空は 星が綺麗に輝いていて、ずっと彼と 空を眺めて居たいと思った。
「……ころちゃん」
「ん?」
「………来年も、一緒に居れるかな?」
寂しげに空を見つめるるぅとくんに 胸が苦しくなった。もし、来年までに何かあるかもしれない、僕らが離れてしまうことがあるかもしれない。
それでも、僕は彼と永久に離れるつもりは無い。彼が別れの話を切り出したら、きっと駄々をこねるだろう。彼が嫌がっても 絶対に離れてやるもんか。
「当たり前だろ、……来年も来ようね」
ずっと、離さないから。
夜の星空には青色と黄色の星がキラキラと輝いていた。
♡
最後まで読んでいただきありがとうございました☀️ 夏が題材の話を書けたらいいな~と思って なんとか書けました。
色んなことがありますが、今日も頑張りましょう。推しペアは今日も可愛いです。