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ーーーナオヤside
セイちゃんがトイレに行くと言って
教室を離れてからしばらく経った
ナオヤ「あれ〜セイちゃんおっそいなあ 」
中々帰ってこないセイちゃんを心配していると
隣にいたエイキが携帯を差し出してきた
エイキ「ナオちゃん、よかったら連絡先交換しない?ほら同じクラスだし、何かあった時便利だしね」
ナオヤ「うん、ええで!これナオの連絡先ね
。」
そう言って連絡先を教え、自席に戻っていく
エイキを見送っていると
クラスメイトC「セイトくんありがとっ!力持ちで助かっちゃった。」
セイト「全然ええで!またなんかあったら言うてやー」
クラスメイトの女子と一緒に 山積みの
ノートを持ったセイトが教室へ帰ってきた
ナオヤ「もうっ遅いよセイちゃん!授業間に合わへんかと思ったー。 」
セイト「…あー、ごめんな」
妙によそよそしいセイちゃんに違和感を
覚え、
″どないしたん?″
そう問いかけようとしたものの
先生「はい、授業始めまーす」
先生の言葉に遮られた。
ーーーセイトside
″俺トイレ行ってくるわ″
そういい残し、ナオを置いて俺はトイレへと向かった
正直、かなり嫉妬していたと思う
中学の頃は、ナオと同じく小さい頃からの
友達に囲まれていたこともあって
こんな感情を抱くことはなかった。
セイト「はぁぁ。なんやねんアイツ..。」
トイレに入り、さっきの会話を思い出して項垂れる
セイト「正直、エイキってかなりイケメンよな…。ナオちゃんが好きそうなタイプというか…」
そうブツブツと独り言を言っていると
″ガチャっ″
個室の鍵が開く音が聞こえた
???「なんやなんや、青春やのー」
トイレから出てきた男が
俺に向かってニヤニヤと話しかけてくる
???「1年か?今のうちに遊んどけよー?3年になったら受験地獄やでー笑」
会話の内容から恐らく3年、先輩なのであろう
セイト「…っす」
そう短く返事をし早々にトイレを後にする
ビビったー、 完全に1人やと思ってたわ。
内心ドキドキしながらも教室に戻ろうと顔をあげると
クラスメイトの女子が大量のノートを抱え
フラフラと歩いているのが見えた
セイト「手伝うで」
そう一言だけ伝え、持っているノートを
受け取り、教室へと向かった
クラスメイトC「セイトくん..だよね?先生に頼まれたんだけど、重たくて困ってたの!ありがとう。」
セイト「ええで、こんな重たいの女子に頼むん、先生もアホやなー」
そう短く会話をしながら足早に教室へとたどり着いた。
教室へ戻るとナオが心配そうな顔でこちらを
見ていることに気づく。
″もうっ遅いよ″ そう話しかけてきたが
俺はどんな顔をしてナオと話したらいいのか
わからず適当な返事をして席に着いた。
″トントン″
授業中、後ろから背中をつつかれ
振り向くと、ナオが小さい紙切れを
ヒラヒラと 振っていた
ナオヤ「..これ..!..読んで..!」
そう小声で囁くナオに頷き
紙切れを受け取る
″セイちゃん!さっきの休み時間
なにしてたん!?中々帰ってこーへんから、
ナオ寂しかったんやで泣″
セイト「子供か..笑」
おれは小さく呟きつつ
″トイレ言うたやろ笑帰り道に女子がノート持ってたから手伝ってただけやで″
そう書き加え再びナオへ紙切れを返す
するとまたしばらくして
″トントン″
背中をつつかれた。
また紙切れを受け取り中を見る
″もうっ!ナオも一緒に行きたかったのにー。あ、そういえばエイキくんと連絡先交換したよーっ♡セイちゃんも後で交換しなねっ♡″
セイト「はあ!?」
つい、手紙の内容に大声で反応し
立ち上がる
ナオヤ「せいちゃん..!?しーーっ..!」
ナオに注意されて我に返ると
クラス中がこっちを見ていた
先生「えーっと、、網代くん?どうかした? 」
セイト「いえ..なんでもないです..」
穴があったら入りたい気持ちを
必死にこらえ静かに席に着く
あいつ..なんやねんマジで…
2人を置いてトイレに行ったことを
激しく後悔しながら悶々と考えをめぐらす
ーーー放課後
キーンコーンカーンコーン
初日だったこともあり
午前中で授業がおわり
早々に帰宅時間となった
セイト「ナオちゃん、帰るでー 」
ナオヤ「待ってセイちゃんっ!今準備するっ」
ガサゴソと引き出しを漁りながら
帰りの身支度をするナオを待っていると
またエイキが近づいてきた
エイキ「ナオちゃん、さっきはありがとね。今日の夜暇だったら連絡してもいい?」
ナオヤ「ええで!ナオいつでも暇やから、じゃんじゃん連絡してやーっ!」
ふん、おもしろくない。
ホンマに連絡先交換してるやんけ…
エイキ「ありがとう。じゃあ、気をつけて帰ってね!あ、セイトくんもまた明日ね」
セイト「…おん」
ちっ。俺はオマケかよ
心の中で悪態をつきながら
再びナオを急かす
セイト「..ナオちゃん、はよせんと置いてくで」
ナオヤ「待ってや〜!もう終わるからっ!」
焦るナオを横目に教室から出ていく
エイキを目で追っていると
ナオヤ「せや!今日は午前中で学校終わりやから、セイちゃんとランチ行く約束しててんっ!エイキくんも一緒に行かへん!?♡」
教室を後にしようとしていたエイキに
ナオが話しかける
エイキ「あー…かなり嬉しいお誘いなんだけど、ごめんね。これから部活なんだよね」
申し訳なさそうに顔の前で小さく手を合わせて謝るエイキ
ナオヤ「せやった〜!エイキくん野球部やったよな!部活頑張ってなーっ!ナオちゃん応援してるで♡」
ニコニコと笑いながら両手をヒラヒラと振るナオヤ
無性にイライラする。
セイト「…遅い。先帰るわ」
ナオヤ「え!?待って!もう準備出来たからっ!」
焦るナオを無視して、スタスタと教室を後にした。
コメント
1件
**美月ゆめか🌸だよ〜!!** 第2話、読んだ読んだ〜!!😭💕 セイトくんの嫉妬、めっちゃ伝わってきたし「小学生かっ!」ってツッコミ入れたくなるくらい可愛い(笑) エイキくんが爽やかイケメンすぎて、セイトくんのヤキモチがリアルでエモい…!! あと授業中に手紙回すの、青春すぎるだろ!!😭💕 セイトくんが立ち上がって「はあ!?」ってなったシーン、声出して笑ったわ(ごめん笑) 3人で仲良くなるのか、それともセイトくんが拗れるのか…続きが気になりすぎる!! **あちゃん先生、次話も楽しみにしてるよ〜!!🍀**