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100♡ありがとうございます!
始まります。
⚠胸糞注意
日帝視点
私は思わず大広間の前の扉で立ち尽くしていた。扉の隙間から見える光景が信じられない。怒りと悲しみでグチャグチャなりそうだ。
ロベリア「見て!御母様!似合ってる?」
カルミア「ええ、とっても!貴方にぴったりよ!」
スイレン「ロベリアちゃんにとっても似合ってるよ。日帝は…ちょっと地味な子だからね。」
私が結婚式で着る予定のドレスを勝手に着て、嬉しそうな妹。そして婚約者のスイレンもカルミア御母様ですら止めたりしない。私は思わず扉を荒く開けてしまっていた。
日帝「どういう事!?私のドレスを勝手に着るなんて!!!スイレンも御母様もどうしても止めないよ!!!信じられない!」
スイレン「でも…ロベリアちゃんは君の妹じゃないか……」
ロベリア「ひどいわ!ちょっと借りただけで、そんなに怒らなくてもいいじゃない!」
ロベリアが悲しそうな顔をしたらもう終わり、誰も私の味方をしてくれなくなるから。スイレンも、カルミア御母様も、使用人達も。
その時、カルミア御母様が呆れたように言ってくる。
カルミア「ロベリアはちょっと借りただけじゃない。どうしてそんな大げさにするの。」
御母様の声に優しさはなく、キツイ声。
日帝「借りた!?ふざけないで!盗ったも同然よ!」
もうあんなドレス着たくない。ドレス選びの楽しい思い出も踏み躙られたような気分よ。
カルミア「どうして妹を泥棒扱いするの!なんであなたはこんなに自分勝手で我が儘な娘になったのかしら………ロベリアに謝りなさい」
日帝「ど、どうして私が謝らないといけないの…?謝るのはロベリアでしょう?わ、私のウェディングドレスよ…?」
カルミア御母様の手が伸びたと思ったら、耳付近で破裂音がした。御母様が私をぶったのだ。
カルミア「ロベリアに悪気があったわけじゃないでしょ!?どうしてそんな事言うの!?」
御母様が怒った目で私を見据える。まるで私が悪いのが当然とも言わんばかりに。
日帝「謝るのは私じゃないわ!!!」
そんな捨て台詞を吐いて私は大広間から逃げ出した。
ありがとうございました。
かなりの胸糞になってしまいましたね。不快だったらみなくても構いません。
それでは、さようなら。