テラーノベル
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抱き合って、顔を見合わせてキスをする。
それだけで満たされているのに、このまま混じり合って溶けてしまうのではないかと錯覚するくらい、全身が勇斗の匂いと体温に包まれている。
「…動くよ?」
「ん」
勇斗がゆっくり動き出す。
「は、ぁ、仁人、好きだ」
「…んんぅ…っ、ぁ、おれも…好き」
段々とストロークが早くなり、ぱちゅぱちゅと湿った音と肌がぶつかる音が響く。
気持ちいいところを沢山突かれて、頭がおかしくなりそう。
「ぁっ、!…はぁ…ッん…ふ…ぁあっ!…」
「…ッん、ぅ…じんと、…っ」
「はっ…ぁ、と、はやと…!ちゅ、…して」
身体を揺さぶられながらキスをねだる。
2人で足りないものを補うかのように夢中で唇を重ね、身体を重ねていく。
「ん、ぁ…、仁人、愛してる」
「ぁう、ん…、俺も、あい、して…ッる」
きっと勇斗が居なければ、俺は生きていけない。
そう思うくらい、目の前に居るこいつのことがただただ愛おしい。
「ぁ、んっ、も…イきそ、」
「おれもッ…ぁっ…は…」
互いに絶頂が近づき、更に求め合う俺達。
限界を迎えた俺は後ろを締め付けてしまい、ほぼ同時に勇斗も達した。
「ぁ、ッ、…あっアァッ…!!」
「ぐっ、ぁ、ぅ…!」
ずるりと後ろから勇斗のモノが抜かれ、その刺激にすら感じてしまい声が漏れる。
「ンァあ…はぁ、ぁ」
「…は、…やば…きもち、よすぎ」
俺が目を瞑って呼吸を整えていると、勇斗が俺の汗で張り付いた前髪をどけて、おでこにキスをする。
うっすら目を開けると勇斗が優しい眼差しでこちらを見つめていた。
ちゅ、ちゅっとおでこ以外も顔中にキスの雨が降る。
しばらくそうしていると、勇斗が静かに俺に告げる。
「ねえ、仁人…同棲しようか。」
唐突に呟かれたそんな言葉に俺は目を見開いて、どういうことかと促してみる。
「…どうせい?」
「うん。…ほら、俺達、今すごい忙しくさせてもらってるじゃん、」
「そうね、ありがたいよ…」
「ありがたいよね、でも仁人と2人で恋人として過ごせないの…そろそろ無理だなって」
苦笑いをしながらそんなことを言う勇斗。…俺だって、勇斗と共に過ごせない日が続くのは辛い。
「勇斗…」
「だからさ、同じ家で暮らそう。」
「……でも、」
「仁人が一人の時間も大切にしてることは理解してるし、俺も一人の時間も必要。だからそれぞれの部屋は作るよ。」
俺のめんどくさい性格を理解してる勇斗はそう言う。
「…それなら、いいの…かも…?」
「あ、同棲すれば毎日ちゅーできるよ」
いたずらするかのようにウインクつきでそんなことも言われる。
「毎日ちゅー…」
「仁人、ちゅー好きだもんね」
「…………………………すき」
事実なので、とりあえず肯定する。
「ふはっ、」
「笑うな」
「ごめん、ごめん…かぁいいな。」
「…るさい…!」
俺の悪態を無視して、勇斗は続ける。
「俺も仁人とのキスが好きだよ。…これからも生活が擦れ違うことは多いと思う。でもさ、おはようのキスで1日を始めて、おやすみのキスで1日を終えられたら幸せだなぁって思うんだよね。」
それは、確かに幸せそうだ。
「………防音、しっかりしてるとこがいい。ギター弾くし。」
「!!うん、防音とセキュリティはしっかりしたとこにしよ。」
「……あと、一緒に暮らす前に、メンバーに…付き合ってることも言う」
「えっ!いいの!?」
「…柔太朗にはバレちゃったし。あいつらなら、…祝福してくれるでしょ。」
「そうだね!」
「撮影とかで家くるかもしれないし」
「確かに、…俺と仁人それぞれの撮影用に2部屋くらいは余分にあったほうがよさそうだな。」
「…広い家になるな(笑)」
メンバーに付き合ってるとこを言うことや、2人で暮らすことに不安がない訳じゃない。
でも、勇斗と2人ならきっと大丈夫だという根拠のない自信と、ずっと一緒にいたいという想いが溢れる。
俺達は2人で顔を見合わせて笑い、
どちらからともなく、キスをした。
End
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後書き
キスを沢山してるだけの軽い短めの話を書こうと思ってたはずなんですが、書いてるうちに甘々イチャイチャS●Xになってて、あれ?ってなりました。
(キスしてるとこは意図して沢山書いてみました。)
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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コメント
4件
キスしたいというほんとに好きな相手にしか出ない感情がとてもかわいくてもどかしくて最高でした!同棲生活も気になります🙂↕️
いちゃいちゃ可愛い二人が最高でした…!!✨ 大好きです!!
終始2人が幸せそうで、読んだらこちらも幸せな気持ちになりました。できれば同棲後の2人も見てみたいです…! 毎作、本当に素敵な作品をありがとうございます。