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ほんとに最高すぎる😭 うちこそまだ朝でしょ😏👍リクエスト!〇〇ちゃんは部屋にいて何かしらの理由で泣いていてその声がリビングにいるミセス3人に聞こえていて、部屋に行って慰めるみたいな!
部屋の明かりは少し落としてあって、テレビの画面だけが静かに光ってる。
ソファの上、〇〇は正座に近い姿勢で、膝の上にクッションを抱えてた。
画面の中では、もと・ひろ・りょかのバンドのライブDVD。
歓声、照明、音のうねり。
何度も見たはずなのに、胸の奥がきゅっとなる。
〇〇の手には、公式のペンライト。
……3人には内緒で買ったやつ。
「……もと、かっこいい……」
小さく呟きながら、リズムに合わせてペンライトを振る。
「ひろのギター、ここ好き……」
「りょかの音、やっぱずるい……」
誰もいないと思ってるから、遠慮もなくて。
画面に向かって、ちょっと前のめりになりながら、
まるで本当にライブ会場にいるみたいに楽しんでる。
そのとき。
「……なにしてんの?」
後ろから、聞き慣れすぎた声。
「……え?」
〇〇が振り返った瞬間、
玄関側に立ってる3人と目が合う。
もと、腕組みしながら口角を上げてて。
ひろ、目を見開いて固まってて。
りょか、状況を理解した瞬間に吹き出しそうになってる。
時間、止まる。
ペンライト、空中でピタッ。
「………………」
数秒後。
「ちがっ、これ、あの、その……!」
〇〇の顔が一気に赤くなる。
慌ててペンライトをクッションの下に隠そうとして、
逆にバレバレ。
もとが一歩近づいてきて、テレビ画面とペンライトを交互に見る。
「隠れて買ったんだ?」
声は優しいのに、目が楽しそう。
「……だって……」
〇〇は視線を落として、ぎゅっとクッションを抱きしめる。
「邪魔したら嫌かなって……」
その瞬間。
「邪魔?」
ひろが即ツッコむ。
「それ、どの世界線の話?」
りょかはもう笑いきれなくて、肩を震わせてる。
「ペンライト振ってる〇〇、可愛すぎでしょ……」
〇〇は耐えきれなくなって、
「見ないで……!」って顔を覆う。
もとがしゃがんで、〇〇と目線を合わせる。
そっと手を取って、ペンライトを引き抜いて。
「さ」
スイッチを入れて、ふわっと光らせて。
「そんな楽しそうに応援してくれてたならさ」
ひろが後ろから覗き込んで、にやっと笑う。
「俺らがサプライズしに来たの、正解だったね」
りょかは〇〇の隣に座って、自然に距離を詰める。
「ね、次はさ。隠れなくていいから」
〇〇はまだ赤いまま、ちょっとだけ顔を上げる。
「……ほんとに、引かない?」
もとが即答で、柔らかく笑う。
「引くわけないでしょ」
ひろも頷いて、
「むしろ誇らしいんだけど」
#気軽にコメントして!!
りょかは〇〇の肩に軽く頭を預けて、
「一番近くで、応援してもらってる感じするし」
〇〇の胸が、じんわり温かくなる。
「……じゃあ、もう一回見る……?」
そう言うと、3人が顔を見合わせて。
「一緒にね」
「真横で」
「ペンライトも、堂々と」
ソファに挟まれて、
〇〇の手の中のペンライトが、また光る。
画面の中のライブと、
すぐ隣の現実。
〇〇は小さく笑って、
今度は恥ずかしがらずに、少し大きく振った。
3人はそんな〇〇を見て、
誰よりも幸せそうな顔をしてた。
——応援される側なのに、
一番心を奪われてるのは、間違いなく3人の方だった。
時計の針が、ゆっくり、でも確実に0:00へ近づいていく。
リビングの照明は落としてあって、間接照明だけがふわっと床を照らしてる。
ソファの上、〇〇はブランケットにくるまりながら、スマホを胸に抱えてた。
今日は特別な日。
もと、ひろ、りょかのバンドの新曲
――「lulu.」のMV公開日。
でも当の本人たちは、
「明日早いし、もう寝よー」
なんて言いながら、普通に寝室に行ってしまった。
〇〇は引き止めなかった。
ちょっとだけ寂しかったけど、
その分、自分だけの楽しみにしようって決めて。
(もうすぐだ……)
まぶたは重い。
何度も瞬きしながら、それでも画面から目を離さない。
そして。
0:00。
通知が来た瞬間、〇〇は小さく息を吸って、
イヤホンを耳に差し込む。
イントロが流れた瞬間、〇〇はこう思った。「Magicみたい…」
「……lulu……」
いつの間にか、〇〇は横になっていて、
ソファの上で、片耳イヤホンのまま目を閉じていた。
——その頃。
「……あれ?」
寝室で、もとが目を覚ます。
時計を見て、眉をひそめる。
「……〇〇、いなくない?」
「え?」
ひろが体を起こす。
「トイレじゃない?」
「いや、さっきまでリビングにいた気がする」
りょかも違和感に気づいて、静かに立ち上がる。
3人で、そっと階段を降りる。
リビングのドアを少し開けた瞬間。
微かに聞こえてくる音。
自分たちの、知らないはずの、でも確かに聴き覚えのある旋律。
「……え」
3人の足が止まる。
ソファを見ると、
ブランケットに包まれて眠る〇〇。
片耳イヤホン、スマホの画面には——「lulu.」のMV。
もとが一瞬、言葉を失って。
ひろが小さく息を呑んで。
りょかは、思わず笑ってしまう。
「……待ってたんだ」
りょかが小声で言う。
その気配に、〇〇がもぞっと動く。
ゆっくり目を開けて、
目の前に立つ3人を見て——固まる。
「……え?」
次の瞬間。
「ち、ちが……!」
〇〇は慌てて起き上がろうとして、ブランケットに絡まる。
「寝てたの!たまたま!ほんと!」
もとが歩み寄って、スマホの画面を見る。
再生中のMV。
再生時間は、ほぼ最後まで。
「……たまたま、ね」
声は低いけど、怒ってない。
むしろ、優しすぎるくらい。
〇〇は観念したみたいに、肩を落とす。
「……起きて、待ってた……」
「起こしてくれればよかったのに」
ひろが言うと、
〇〇は小さく首を振る。
「疲れてたし……邪魔したくなかった……」
その瞬間。
もとがそっと、〇〇の頭に手を置く。
やさしく、撫でる。
「……優しすぎでしょ」
ひろも隣に座って、〇〇の手を包む。
「でもさ、俺らの曲、そんなふうに待ってくれてたの聞いたら」
りょかはブランケットを引き寄せて、〇〇を包み直す。
「嬉しすぎて、眠気全部飛んだ」
〇〇は目を潤ませながら、
「……好きだった……lulu……」って小さく言う。
もとが一瞬だけ照れた顔をして、
〇〇の額にそっと額を当てる。
「それ、本人たちの前で言う?」
「反則だよ」
ひろが笑いながら、〇〇の肩に頭を預ける。
「次からはさ」
りょかが囁く。
「一人で待たせない。絶対」
〇〇は3人に囲まれたまま、
もう一度イヤホンを外して言う。
「……一緒に、もう一回聞きたい……」
「もちろん」
「真ん中、空けとくから」
「特等席ね」
ソファに並んで座って、
今度はスピーカーから流れる「lulu.」。
〇〇は3人の体温に包まれながら、
世界で一番近い場所で、
この曲を聴いた。
——きっとこの夜は、
曲と一緒に、ずっと忘れない。
ライブハウスの外。
夜の空気は少し冷たくて、でも胸の奥はまだ熱いまま。
〇〇はフードを深く被って、人混みから少し離れた場所で立ち止まってた。
耳の奥には、まだ鳴り止まない音。
もと、ひろ、りょかの音。
——やっぱり、来てよかった。
チケットは必死に隠して取ったし、
バレないように、ペンライトも持たず、
声も出さず、ただ静かに見てた。
ステージの上で笑う3人は、
眩しくて、遠くて、でも確かに好きな人たちで。
「……最高だった……」
小さく呟いて、〇〇は深呼吸する。
このまま帰れば、きっとバレない。
そう思って、駅に向かおうとした、そのとき。
「……〇〇?」
背後から聞こえた声に、心臓が止まる。
ゆっくり、振り返ると——
そこにいたのは、ライブ後の3人。
Tシャツのまま、汗も残ってて、
さっきまでステージにいたそのままの姿。
「……え」
声、出ない。
もとは一瞬目を見開いて、
次の瞬間、信じられないものを見るみたいに〇〇を見つめる。
ひろは目を細めて、〇〇の足元から顔までじっくり見て、
「……帰り道、同じ方向なの偶然にしては出来すぎじゃない?」
りょかは完全に察して、静かに笑う。
「来てたでしょ」
〇〇の喉がきゅっと詰まる。
「……ちが……その……」
もとが一歩近づく。
距離、近い。近すぎる。
「フード被って」
優しい声なのに、逃げ場がない。
「目、ずっと俺ら追ってた人。〇〇だって、すぐ分かった」
〇〇は観念して、フードを少し下げる。
目が合った瞬間、3人の表情が一気に変わる。
驚きよりも、
嬉しさよりも、
先に来たのは——
「なんで言わなかったの」
ひろの声が、少し低い。
「迷惑かなって……」
〇〇は俯いて、指先をぎゅっと握る。
「忙しいし、楽屋とか、邪魔したくなくて……」
一瞬の沈黙。
次の瞬間、もとが〇〇の手首を掴んで、引き寄せる。
強くはないけど、離さない距離。
「……ばか」
低くて、震えた声。
「来てくれたのに」
「一番見せたかった人なのに」
「なんで隠れるの」
ひろが後ろから、〇〇の頭にそっと手を置く。
「俺らのライブだよ?」
「〇〇が来ない方が、よっぽど嫌」
りょかは〇〇の前に回って、視線を合わせる。
「ちゃんと、見てた?」
「俺ら、〇〇の方、何回も探してたんだけど」
〇〇の目に、じわっと涙が溜まる。
「……だって、好きだから……」
「近くにいたら、余計欲張っちゃいそうで……」
その一言で、3人とも完全にやられる。
もとは額を〇〇の額に軽く当てて、
「欲張れよ」って囁く。
ひろはため息混じりに笑って、
「ほんと、可愛いことするよね」
りょかは〇〇の背中を抱き寄せて、
「次は、堂々と最前ね」
3人に囲まれて、
ライブの余韻よりも熱いぬくもりに包まれる。
「帰ろ」
もとがそう言って、手を繋ぐ。
〇〇は小さく頷いて、
今度はもう、隠れなかった。
——ステージの上でも、
ステージの外でも、
〇〇はちゃんと、3人の特別だった。
LIVEバージョン言われてないけどかいちゃったごめんー
これ寝起きで描いたから変なところいっぱいある!そしてゆなちゃん、夕方か夜出すって言ったのに朝出してごめん!ほんとごめんね!朝?うん、まだ朝まだねまだなう(2026/01/12 11:57:28)