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恵
214
#探偵
橘靖竜
5,774
にここ
79
美少女探偵は陰キャ女子に制服を能力で切り裂かれ、下着姿にされてしまった。
お気に入りのミントグリーンの下着が丸見えで、白い肌とのコントラストが眩しい。
陰キャ女子はあんた胸小さいね。つまんない!
と、言い出した。
「この能力で大きな胸を切り裂いて、部屋に飾ろうとしたのに。小さい胸にはあまり興味ないんだよね」
めちゃくちゃ猟奇的なことを平然と語る陰キャ女子。
「あ、能力であんまり痛くないようにするから!出血も極力出ないようにするし。後で病院行けば平気平気!」
「それであんた胸何カップ?Cはある感じ?」
陰キャ女子は美少女探偵に胸の大きさを聞いた。
「うぅ、Bカップでごぜぇやすよ……」
は、恥ずかしい!なんで犯罪者にこんなこと言わないといけないの!?す、少しは膨らんできているような気もしないでもない私のちっぱいちゃん。ふぇん。
美少女探偵は胸の大きさで泣きそうになる。
「あたしの胸も見せてあげようか?ほら!」
陰キャ女子は制服を脱いで下着になった。
黒く見える濃い紫色の下着をつけている。
すっごい大人っぽい下着だなぁ?と思う。
美少女探偵よりは豊満で、たゆんとした胸であった。
美少女探偵は、ぐぬぬ悔しい!と思った。
「この下着、そこのギャルに貰ったの!似合う?」
陰キャ女子が言うので、美少女探偵はうんと頷いた。
「本当に?あたしに合わせてるだけじゃないよね?」
美少女探偵は、ふるふると首を横に振った。
「ところで最近起きた、超能力で被害者を切り裂いて殺した事件はあなたがやらせたのでごぜぇやすか?」
美少女探偵は気になっていたことを聞いた。
「うん!そうそう!その辺にいたヤツに催眠能力をかけてやらせたの!まさか殺すとは思わなかった」
陰キャ女子は得意げに言った。そして、あたしが直接やった訳では無いから無罪だよね?と言う。
殺人教唆とかいう罪にはなるのでは?と思う。
美少女探偵は法律に詳しいわけではないのだけど。
「ご名答!あんた中々すごいけど。知られたからにはあんたは生かせてはおけない」
陰キャ女子はそう言うと、手に力を込めて風の能力を溜め始めた。美少女探偵は制服を切り裂かれたショックで、腰が抜けてしまい、身動きが取れない……。
「私の持論でごぜぇますが、この世に超能力なんて無いでごぜぇやすよ。催眠術を使って他人を操り、風の力も真空の風を出す装置をどこかに隠してるのでごぜぇますよね?そうに決まっているでごぜぇやすよ!」
「ごちゃごちゃうるさいんだよ!それにその変な口調どうにかならないの!?口から切るよ!」
美少女探偵の下手な推理は陰キャ女子を怒らせた!
陰キャ女子は手を振りあげて、風の刃と化した能力を美少女探偵の身体にぶつけた!
だが、その時不思議なことが起こった!
風の刃が美少女探偵の白い柔肌を傷つける前に、消え失せてしまったのだ。
陰キャ女子は何回も風の刃を美少女探偵に向けたが、美少女探偵の身体には傷一つ付くことはなかった。
「クソッ!なんなんだよ!なんであたしの能力が効かないんだ!あのお方にせっかく頂いた能力なのに!聞いたことがある。能力を消すことができる能力があるって…」
陰キャ女子は独り言を言い、頭を抱えた。
説明しよう!
美少女探偵の能力はability erasureと呼ばれ、分かりやすく言うと能力消去である。
美少女探偵はこの能力を、無意識のうちに使えるのだ。
その能力を使うプロセスはたった0.05秒だ!
この能力は超能力を打ち消せる。そして、その能力が使われた過程も打ち消せるのだ。
なので、能力で殺された人の傷も瞬く間に消える。
能力で殺された過程ですら、無くなるのであった。
「能力が効かないなら、これならどうだ?」
陰キャ女子は自分のカバンからカッターを出した。
カチカチとカッターの刃を出す。
その刃で、美少女探偵の肌を切り裂こうとしている。
能力ではないことは打ち消せない。
美少女探偵は腰が抜けて身動き出来ない!
加賀美警部補!助けて!
美少女探偵は強く祈った!
美少女探偵、またまたピンチなのであった!
次回に続く。
コメント
1件
第7話読みました! 陰キャ女子の猟奇的なキャラと、美少女探偵の「ちっぱい」ネタが混ざってて、あれ?コメディ?ホラー?って混乱しつつも面白かったです😂 「口から切るよ」って台詞に吹きました。能力消去が無意識ってのも強すぎて笑う。 でも最後カッターで詰められてて、続き気になる…!加賀美警部補、早く来てー!