優吾side
なんか幼稚園から帰ってきてから北斗の様子がおかしいんだよな…なんかあったのかな…
慎「北斗〜お菓子食べよ!」
北「ほっくんいらない」
樹「ただいま〜」
優「おかえり〜」
樹「あれ、北斗寝てんの?」
優「いや、起きてんだけどさ、帰ってきてからずっと様子おかしくて。」
樹「いつもなら飛びついてきてくれんのに…」
優「さっきも慎太郎がお菓子食べよって誘ってたんだけどいらないの一点張り」
樹「なんかあったんかね、ちょっと声掛けてみようかな」
優「うん、そうして」
樹「北斗〜、帰ってきたよ〜」
北「…おかえり」
樹「今日はぎゅ〜してくんねぇの?」
北「…ほっくんおえかきしてくる」
樹「えぇ、どうしちゃったんだ…嫌われた?」
優「あの北斗が?それは無いだろ、」
樹「だよなぁ、ジェシーは?」
優「今勉強してるよ」
樹「大兄でも無理かな」
優「帰ってこないとわかんない」
樹「んん〜…なんだろうね」
ガチャ
大「ただいま〜」
樹「お、帰ってきた」
優「おかえり」
大「なに?今日は北斗じゃなくて2人が出迎えてくれる日?」
優「いや、違くてさ、北斗が帰ってきてからずっと様子おかしいのよ。」
大「どういう感じ?」
樹「甘えてきてくれないというか…俺からいってもお絵描きしてくるってあからさまに避けられてさ。」
大「樹にまでそうなのは珍しいな」
優「ちょっと大我行ってみてくんね?」
大「ん〜、まぁわかった。」
大「北斗〜癒して〜」
北「…ほっくんいまおえかきしてるから」
大「むりしぬしんどい」
優「ばっさりだろ?」
樹「絶対なんかあったろ」
大「態度変わるのが急すぎる…」
ジ「兄ちゃん達そんなとこで何してんの?」
優「北斗が甘えてきてくれない、ジェシー行ってみてよ」
ジ「えぇ?樹兄でも無理だったの?」
樹「ばっさり断られた」
ジ「じゃあ俺も無理だよ」
大「お願い」
ジ「んん〜、わかった。。。」
ジ「ほくちゃ〜ん、飛行機しよ?」
北「ほっくんいまいそがしいの」
ジ「そんなこといわないでさ、楽しいよ?」
北「しない」
ジ「これ結構くるね」
樹「だろ?このままずっとこうなのかな…」
大「そんなの生きてけない」
優「どうしよ」
樹「なんとかして聞き出すしかないだろ」
大「そうだね、それしかない」
ジ「誰行くの?」
優「樹だろ、北斗樹大好きだし」
樹「俺?わかった、行ってくるわ」
樹「北斗、ちょっとお話しよっか」
北「いや」
樹「全部断られたら兄ちゃん悲しいな〜、」
北「いやなの」
樹「じゃあもう抱っこも飛行機もやらないし、一緒に寝るのもなしだな」
北「…」
樹「いい?」
北「いや」
樹「じゃあお話しよ?」
北「…うん、」
樹「今日幼稚園で何したの?」
北「ぬりえとかおりがみしてた」
樹「友達とは遊ばないの?」
北「…ほっくんおともだちいや」
樹「お友達嫌なの?」
北「ぅん。」
樹「なんかされちゃった?」
北「…」
樹「教えて欲しいな、黙ってても北斗が辛いだけだよ、?」
北「、、、グス」
樹「何があったか教えてくれる?」
北「おにぃちゃんたちにあまえすぎててきもちわるいっていわれた、グス」
樹「…」
北「おにぃちゃんたちはほっくんのこときらいだとおもってるってグス」
樹「…ヨシヨシ」
北「だからほっくんもっときらいになってほしくなくてあまえなければほっくんのことすきになってくれるとおもってたの、グス」
樹「北斗、それはね、間違いなんだよ」
北「まちがい、?」
樹「そう。俺達が北斗を嫌いなわけないし、北斗が甘えてきてくれないと寂しい。北斗はいっぱい甘えていいんだよ。俺たちは甘えてきてくれて元気な北斗が好きなんだから。」
北「ゆごにぃたちも?」
樹「うん。だから北斗が甘えてくれないってショック受けてたよ」
北「ほっくんごめんなさいする」
樹「よし、いい子だなぁ、ヨシヨシ」
北「じゅいにぃもいっしょ」
樹「うん、俺もいるから頑張って話そうな」
樹「北斗、幼稚園であったことは俺が話すから、その後避けててごめんなさいって言うんだよ?」
北「うん、。」
樹「幼稚園で、お兄ちゃん達に甘えすぎてて気持ち悪いとか、お兄ちゃんが北斗の事嫌いだとか言われたらしい。」
優「…」
大「いやいやいや、そんなわけなくない?」
樹「それで、北斗は俺達に甘えなければ嫌いにならないと思ったらしくて、避けちゃったんだよな?」
北「…ぅん、、。ごめんなさい」
慎「…なんだ、嫌われたかと思った…」
ジ「ほくちゃんに嫌われたら生きていけない!」
優「北斗、辛かったなぁヨシヨシ」
大「北斗の事はみんな大好きだよ。甘えてきてくれない方が嫌いになっちゃうかも。だから誰に何を言われようとずっと甘えてなよ。」
ジ「いつでも飛行機できるよ!」
慎「明日は一緒にお菓子食べようね!」
樹「ほらな?笑」
北「…ほくのこときらいになってない?」
優「なってないよ、みんな大好き。」
大「逆に北斗は?俺らのこと嫌い?」
北「きらいじゃない、ほくもにぃたちだいすき」
ジ「へへっ、可愛い!」
樹「ほら、北斗おいで」
トテテテテ
北「ぎゅ)じゅいにぃあーと」
樹「もう我慢するなよ〜?ワシャワシャ」
北「んへ、うん!」
優「よし、じゃあ皆でご飯食べよっか!」
北「ほっくんね、きょうみんなでねたい」
樹「うげ、北斗独り占めしようと思ってたのに!」
優「北斗の要望ならみんなで寝るか」
大「…北斗の隣は後で決めよう」
樹「なんとしてでも隣になってやるわ」
次に続く
コメント
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なんか北斗も可愛いけど、他の5人も可愛いな
読んでてすごく心がポカポカするシリーズで、毎話癒されてます