TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

大恋愛

一覧ページ

「大恋愛」のメインビジュアル

大恋愛

3 - 第3話 過ち

♥

11

2024年03月29日

シェアするシェアする
報告する

しかしいつの間にか勉強ではなく、無駄話をしていた。勉強をしてたのは最初の10分ぐらい笑

電話では無駄話を含め色んな話をした。私はとても観たい映画があり、その小説をBくんは読んでいた。なので彼氏に許可を取って電話でBくんを映画に誘った。そして、私は今までずっと深堀りして来なかったBくんの好きな人の話題を出して誰なのか聞いてみた。最初は言わないと言っていたBくんだったが急にカミングアウトをされた。

私はあまりにも衝撃的で驚きを隠せなかった。

「俺の気になってる人〇〇だよ。」

私の名前だった。私の高校には私と同じ名前の人はいなかった。どうやらBくんは自分が好きなことを私は勘づいてるもんだと思っていたらしい。ただ、そんな私はBくんは私に対して恋愛感情は無いと思っていたからびっくりだったし、想定していなかった。

でも嬉しかった。Bくんの好きな人がほかの女の子じゃなく私で。

そんなカミングアウトをされた後でも私たちは普通に3時間も電話をしてしまった。

しかしその夜は当たり前になかなか寝付けなかったし、次の日のテスト中はBくんのことで頭がいっぱいだった。

テスト最終日の夕方はバイトが入っていた。今日のバイトは特別頑張れる。

Bくんが迎えに来てくれるそうだからだ。

彼氏がいるのにバイト迎えに来てもらうのはこれで2回目。もちろん今回のお迎えの件も彼氏には報告していなかった。軽く浮気。まさか私が浮気をする日が来るなんて思いもしなかった。

しかも、Bくんの私への気持ちを知っていて迎えに来てもらっていた。利用してるつもりはなかったけど第三者目線で見たら利用してるも同然だった。

しかしBくんと話すのは楽しくてつい甘えてしまう。

今回もそう。迎えに来てもらって、 いつの間にか帰らなきゃいけない時間になっていた。

帰ってからもずっとLINEをしていた。次の日ディズニーなのに日を跨いで1時半までずっと。

ディズニーはちゃんと朝起きれたけどあまり行く気にはなれなかったし、行っても会話ないしつまんないし初めてディズニーで時間が過ぎるのがとても遅かった。ディズニーでの自撮りをBくんに送ったりして暇をしのいでいた。

ずっと頭の中はBくんのことでいっぱいだった。

そのとき私は気づいた。

人に好きと言われて好きになる恋はいずれ冷める。好きと言われて好きになる恋はおそらく自分のタイプの人では無い。性格は良い人ではなければいくら好きと言われても好きになれないが、顔がタイプじゃなくても性格良ければ好きになってしまうのが私だと思った。今思えば、いつも心の片隅にはBくんがずっといた。だから、本当は見た目も中身もタイプなBくんがずっと好きだったのだと思う。

私は、Bくんのことを親友としか思ってないよという、『親友』という言葉を巧みに利用していたことに気がついた。

私はいつの間にかもう後には引き返せないところまで来てしまっていたのだった。

私はBくんのことが好き。認めざるを得ない事実。Bくんに好きと言われた以上、もう自分の気持ちに蓋をすることができなかった。

そして私はディズニーの日に彼氏に別れたいと告げた。

さすがにディズニーでしっかりと話すことはできないので後日話そうとなった。次の日に話すこともできたが彼氏がバイトで、私はBくんにお土産を放課後渡しに行くと約束していたので次の次の日に彼氏の家で話すことにした。

ディズニーの次の日、テスト中は出席番号順の席でテスト返しが終わるまで席は戻さないため、彼氏と前後で気まずいから学校は行きたくなかったのだが、放課後Bくんに会って話せるというモチベで学校に行った。

しかし彼氏は休み時間普通に私の前に来て話しかけに来る。私は1度冷めてしまうととことん冷めた態度を取ってしまう性格なため、そっとしておいてほしかったが放課後が楽しみすぎてそんなのどうでもよかった。

そして放課後。

Bくんの家の近くの公園で会ってお土産を渡した。ピグレットが好きと言っていたので、カバンに付けられる大きさのぬいぐるみを買ってきた。実はお揃いにしたくて私はプーさんを買った。それから22時ぐらいまでずっと公園で話していた。どこが好きなの?とかいつ好きになったの?とかそんな話ばっかり。

彼氏はお土産を渡すことは知っていたので、その日の夜に楽しかった?とLINEが来た。楽しかったよ。とだけ返した。

次の日。いよいよ別れ話をする時が来た。

彼氏の家におじゃました。私の気持ちを聞かれた。できるなら別れたくないと。でも私は別れる以外の選択肢はなかったため「ごめん」と言った。ただ、Bくんのことが好きになったとは言えなかった。でも彼氏はなんとなく気づいてたみたいだった。「Bなら幸せにしてくれるよ」と言われた。そうかな。とだけ返しといた。それからは1度も別れたくないなど言われなかった。彼はずっと、「この半年間楽しかったね」と言っていた。情に訴えたかったのかもしれないけれど、恐ろしいほど何も響かなかった。

もちろん、付き合ってた期間はちゃんと彼のことは好きだった。それは偽りのない事実。でも女の子が1回冷めてしまうともう好きになることはないという言葉はホントらしい。

背が小さいところも、ナルシストなところも、性のほうの彼も、頼りないところも、ダサいところも全部身の毛がよだつほどムリになってしまった。顔を見るのですら。

だから私はとりあえず早く帰りたかった。興味のない男の部屋に入ってることがイヤだった。しかし彼が最後にゲームしよと言ってきた。何回も断ったのだが譲らないので1ゲームだけした。そして、ゲームが終わり帰ろうとしたときにハグをされそうになったが、無意識によけてしまった。その瞬間に私とAくんは終わった。

この作品はいかがでしたか?

11

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚