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注意この小説は同性愛を題材としています。苦手だと思う方は回れ右です。それでもいいよって方はどうぞ。
登場人物
安田 渚
石田 祐希
_安田渚と言う人間について
Aさん「8月17日生まれ」
Bさん「身長低め。イジると怒る」
Cさん「運動ヘタ。けど勉強はできるよね。馬鹿だけど」
Dさん「元気だよね。うるさいぐらいに」
イメージは最悪。
Kさん「でも隠し事多いよね」
…
隠し事。
誰にだってある事。
ひとつ、昔話をしよう。
少年は、過去にイジメを受けていた。ひとつ年上の少年に。低学年の軽いものだったので、外傷は残らなかった。けれども少年は、トラウマと言う、深い心の傷を負った。
人一倍、嫌われるのを嫌がるようになった。
少年は、恋に落ちやすい人間だった。好きな人に嫌われた時、少年は自傷をした。
そうでもしないと、夜がもっと辛くなるからだ。少年にとって自傷は、今でもたまにやってしまう、悪い癖みたいなものになった。
そんな僕を受け入れてくれる祐希を、好きになってしまった。