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『まだ歩くの?』

『いや?ついたよ』

大きな家とまでは、行かないでも普通にいいお家

(ここが新しいお家…)

『楽お兄ちゃんに会えないのかな…』

『楽に会いたいの?』

『あ、』

兄を横にぼくは、ボッソリ呟いてしまった

『大丈夫だよ2人には、伝えてるし金は、2人が支えてくれてる』

『そっか』

ここに来てわかった兄も2人に助けられているって言うことがそしてまたぼくは、

孤独になるっていうこと

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『命もお家に入ろうよ』

『良いよ好きにして』

『ありがとう』

『うん』

お兄ちゃんは、僕に興味なんてないお兄ちゃんの中でのぼくは、親に愛されない可哀想な少年って所だからぼくは、少しでも1人を避けたいのだって今にもお父さんが来て僕を殺すところが頭に過ぎるそのたびぼくは、発作を起こして酷い時は、兄が横に居らず死にかけたことだってある

(あの時死ねたらなんて考える僕が嫌い)

『じゃぁ大人しくしててね』

『どこ行くの?』

『バイト探し』

『1人…』

『大丈夫だよすぐ戻る』

『うん』

バタン

『静かだなぁ』

白い天井に白いベット殺風景なお部屋に一人と一匹がただ黙々と寝転がってる兄いわくラウンが自分で家具は、決めろだと言っていたらしい

『どうせお兄ちゃん帰ってこないのにな』

お兄ちゃんは、滅多に帰ってこない帰ってきても朝だけ夜は、どこかに行ってるだからぼくは、ずっと1人一人に慣れちゃうの他の人に預けられても性玩具にされて終わるだけ何日も何年もご飯を食べないなんて当たり前時々兄がご機嫌に帰ってきてご飯が食べられるくらい

「食べなよ首の骨が丸見えだよ」

世界がキラキラした感じがしただって僕を心配するやつなんて居なかった優しい人明るくて暖かい僕が生まれた時のお兄ちゃん見たいに暖かいってそう思えたあの二人が家族ならって心から思ってしまったごめんなさいお兄ちゃんお兄ちゃんを裏切ったことになるのかなぼくは、

悪い子なのに

『ごめんなさい』

『あぁ!またごめんなさいって言った!』

『??』

楽お兄ちゃんの声が聞こえたここには、居るはず無いのに

『気のせいだ楽お兄ちゃんが居るわけないよ生き物みんなそこまで優しくないもんね』

自分で言っててぼくは、虚しくなり目に涙を浮かべた

『居るっての!』

『わぁ!』

楽は、僕の顔を覗き飲んで大きな声で居ると言いきった僕は、咄嗟に叫んでしまった

『びっくりしたぁ!ナイちゃん驚きすぎ』

『な、なんで居るの?』

『そりゃぁ』

心配だし?

『え…?』

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