はっはっはっ
1人の青年の荒い息
この先に中也がいる……
ガチャリ
太宰「中也、?」
中也「お、次はてめぇか 」
太宰「次?」
中也「さっきまでピアノマンたちがいたんだよ」
太宰「ふーん」
太宰「で、要件ってなぁに?」
中也「あ、あぁ」
中也「これ受けとってくれ」
何かと思いしたを見た……そこには
太宰「銃……?」
意味がわからなかった
混乱してる私を見て中也は
中也「おれがもし荒覇吐で暴れたら 」
それで俺を殺してくれ
太宰「え、」
中也「頼む多分俺には近づけない……」
中也「だから俺が成りかけの時に殺してくれ…… 」
太宰「……」
中也「太宰?頼む……」
中也「どうせならてめぇに殺されてぇよ」
あぁ分かった、嘘つきの私はそう答えた
中也「頼りにしてるよ」
中也「それだけだ、仕事戻れよ? 」
太宰「あ、うん」
仕事なんてないのに……
中也は人の心配ばっかで自分には気を使わない
私は帰った
ポートマフィアへ行った
森さんに会いに
コンコンコン
森さん「誰だ」
芥川「僕……芥川です」
森さん「入りなさい」
ガチャリ
森さん「!太宰くん……」
森さん「少し席を外してくれるかい?」
芥川「はっ、」
バタン
森さん「どうしたんだい」
太宰「中也の事だ」
太宰「中也を助ける薬は無いか、」
森さん「無いね
太宰「っ、!
太宰「じゃあ見殺しにするのかい!」
森さん「あぁ」
森さん「個人の命よりポートマフィアが大切だ」
太宰「中也は大事な部下だろう!?」
森さん「1人の命と横浜では比べれない」
森さん「中原くんは見殺しにするしかないね……」
太宰「信じられない!」
太宰「もういい!」バタン!
森さん「今はそれしかないんだよ……」
私は悔しかった
1番の人が中也を大事にしてなかったこと
辛かった
そのまま私はすり鉢外へ行った
なぜここに来たか?
中也を助けるためさ
歩いた薄暗いマンションの前で立ち中に入る
ここにはどんな病でも直せる天才医者がいた
でもヤブ医者ですり鉢外で過ごしていた
太宰「失礼します」
医者「あぁきみがだざいくんかい?」
太宰「はい、病を治してください」
医者「その子はどんな病だ」
太宰「荒覇吐……」
医者「荒覇吐!?それは……」
太宰「それが……?」(荒覇吐を知っている……)
医者「それはかつて勉強していた中の本の伝説だ」
太宰「それは治したり……」
医者「出来ない……」
医者「済まない、ここまで来てもらったのに……」
太宰「そう、ですか」
それからも色んなとこを転々とした
全ては中也を助けるため
中也に明日が訪れるため……
それから数日、
中也のとこを毎日行きそして異能者を探す日々
調べたものも全て埋まり
結局夢のような異能者はいなかった
私は絶望した
そんなある日のこと
コメント
2件
ちゅやをどうにか助けてあげようとするだざさん好きぃぃぃぃい!!! ンでもって切なぁぁぁぁい!!(泣) 好きぃぃぃぃぃい!!!(←情緒可笑しい)