ある日から2年が経ち
りうらは小学1年生になった。
ある朝のこと…
「りうら、今日、学校行けそう?」
「うん…」
(あれ…?元気ない…?)
ないこは薄々思いながらも話し続けた
「…無理はしないでね!何かあったら先生に言うんだよ!」
「うん…」
「りうちゃん、早く学校行こ!」
「ま、待ってよ!ほとけにい…」
「いむくん、上履き持った〜?」
「あっ!忘れてたぁ!」
「こっちにあるで〜!」
「しょうにい、それ取って〜!」
ほとけと初兎が朝からワチャワチャと話している。
「ていうか、ないこ!お前生徒会長やろ?早く学校行かなくてええの?」
アニキの言葉にないこはハッとした。
「あっ!そうだった!」
バッ(荷物を取る)
「みんな、行ってきまーす!」
慌ただしく、家を出た。
ないこは毎朝のように忙しい。
なので、りうらと話す時間もそんなにない。
「ないにぃっ…」
「?どうしたの?りうちゃん、」
「な、何でもない…ポロポロ」
「?!何でもなくないじゃん!」
「ほとけ、朝からそんなにおおきな声出さんといて!」
「ifにい!りうちゃんが!!」
「どうしたん?なんかあった?」
ドタドタッ(ほとけとりうらの方に近寄る)
「?!どうしたん?そんなに泣いて…」
「いふにい…ポロポロ」
「こっちおいで!」
ギュー⊂(´・◡・⊂ )∘˚˳°
ifは、りうらを優しく抱きしめた。
「学校で嫌なことあった?それとも、具合悪い?」
「…」
「話したくないん?」
「…うん」
「じゃあ、本当に無理せんでな!なんかあったら、先生に言うんやで!」
「…うん」
「ほな、行こか!アニキ〜!もう行くで〜!」
「ちょっと待ってくれへん?」
「ええよ〜!」
「じゃ、行こか!みんな忘れ物ないか?」
アニキの言葉に初兎が気付いた。
「いむくん、上履き持った?」
「持ったよ!!さっきも言ってたでしょ!」
「喧嘩すんなよ〜!」
「「はぁ〜い!」
ガチャッ!
ifはアニキが重い荷物を持っているため、りうらと手を繋ぎ、毎朝登校する。
(かわええなぁ…!)
これはifが毎朝のように思う。
ほとけは初兎と楽しそうに喋っていて、アニキは、重い荷物を軽々と持っていた。
そんなことを色々と考えていたら、小学校に着いた。
「ほとけ、初兎!りうらを頼むで!」
「うんっ!」
「じゃ、またな〜!」
「バイバ〜イ!」
りうらとほとけの教室は、2階。
初兎の教室は3階。
「じゃ、しょうにい、またね!」
「またな〜!」
トコトコ
「りうちゃん、無理しちゃダメだよ?…またね〜!」
「…」
トコトコ…テクテク
ガラッ!
少し遅くなりまして、本当にごめんなさい!
次回♡1000
もしくは時間があれば早く投稿となります!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
コメント
8件
コメントありがとうございます! 末っ子りうらくん可愛いですよね…! 今日か、明日に投稿しようかなと思っています!
めちゃくちゃ続き気になりますー!!末っ子りうちゃん可愛いすぎます💞