テラーノベル
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また日付をまたぐ時刻。
「おいゲン。コニカルビーカー取れ」
「なにそれ…あこれ?」
「ちげえ」
ゲンが渡したメスシリンダーが返却される。
「次フラスコ」
「フラスコって…いっぱい種類あるんだけど」
「それ」
千空が平底フラスコを指さす。
「おっけ〜」
それを手渡すゲン。
「次、硫酸。そこらの棚に置いてあるだろ」
「りゅーさんりゅーさん…これだね」
エメラルドグリーンのアヤシイ液体の入ったビンを渡す。
「メスピペット」
「ええ、何それ…」
「キムワイプ…は作ってなかったな」
「いや俺知らないってば」
「るつぼ」
「何で俺に助手頼んだのさっっ」
千空が指さすものを持ってくるだけの簡単(?)なお仕事。
科学知識が人並みにしかない人間が務められる職務じゃない!!と嘆くゲン。
「ねぇ俺いる意味ある?」
千空は手元のフラスコから目を離さない。
「あ゙ー…まぁ、あるっちゃある」
「そう…?」
ゲンはすんっと真顔に戻る。
「じゃあいっか」
「急に感情Off にすんなよ怖えよ」
「じゃあとりあえずテンションあげとく?」
「論点ズレまくりじゃねえか」
千空は苦く、呆れたように笑った。
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郁不
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サウジアラビア
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Hisui Mizushiro
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