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「千空ちゃんってさ…やっぱ睡眠いらない方の人間?」
朝日が石神村を照らした。
「なわけねぇって…なんか前にも言った気がするけどな」
散乱した実験用具。
それを隅に押しやって机に突っ伏す千空。
ゲンはそんな限界超え千空のために雑に絡みにいく。
「は〜い生きてますか〜?」
「…生きてる」
「寝てる?」
「起きてるって。てめーなら見りゃ分かんだろうが…」
「いや、俺超能力者じゃないから分かんない」
「あっそ…」
一連の謎の会話。
雑すぎる質問は千空のツッコミを引き出すためだなんて、当の本人は知る由もない。
「今何時だ…?」
「俺に聞かないで…」
時計ないんだよこの世界…とすべてを諦めたように笑うゲン。
「ともかく、今日は寝てたら?」
「てめーは?」
「俺まだ活動可能」
非力に見えて、石神村と司軍本拠地を何度も徒歩往復している男である。
「そーかそーか、それはおめでたいこった…」
電池が切れたように急に落ちる千空。
「なにがおめでたいのよ…あ寝た」
少し遅れてそれに気づくゲン。
「そんなとこで寝たらほっぺたにアトつくよ〜」
「んなもん知るか…」
「起きてたの?」
「寝る」
「寝るなら移動してよ…もう千空ちゃん!!」
そのまま安眠に突入する。
「こんな不規則生活してたら長生きできないよ?」
返答はない。
ゲンは椅子を近づけてそこに座り、机に頬杖をつく。
「…ま、俺も言える立場じゃないか」
すやすやと眠る横顔を、窓から差し込んだ柔らかい朝日が照らした。
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ねむ
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郁不
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