テラーノベル
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~約3年後~
🐇「悠くん!20歳おめでとう♪✨️」
🦁「初兎もおめでとう♪」
🐇「いやぁ…うちらも大人の仲間入りやな✨️」
🦁「まだ気が早いやろw」
🐇「ええやん♪20歳楽しもうや!」
🦁「まぁ、そうやな♪」
🐇「じゃあ、予約してた焼肉屋行くか!✨️」
🦁「よっしゃ!たらふく食うで~!」
🐇「わぁ…✨️お肉美味しそう~!!✨️」
🦁「こんな機会なかなかないよな…✨️」
🐇「……そうやね♪」
このときうちの頭には自分の寿命のことしかなかった。
🦁「初兎…?どうしたん?」
🐇「えっ?!」
🦁「いや、なんかぼーっとしてたから…」
🐇「あぁごめんごめん♪なんでもないで♪」
🐇「時間ないんやし早く食べようや♪」
🦁「そうやな!」
🦁「ふぅ…いっぱい食べたなぁ!」
🐇「もうお腹いっぱいやねw」
🦁「この後どうする?」
🐇「そうだ!悠くん家泊まってもいい?」
🦁「おぉ、全然ええよ♪」
🐇「やったぁ♪」
🐇「それでね…?もううちらも20歳やし、大事な人話が、あるんよ…」
🦁「……?!///」
🦁「お、おぅ?」
🐇「だから、話してもいい…?」
🦁「も、もちろんや!///」
このとき、俺は結婚したい、という言葉を待っていた。
🐇「わぁ~久しぶりの悠くん家だぁ~♪」
🦁「気遣わずにゆっくりしてな♪」
🐇「うん♪」
🦁「それで、話ってなんや?」
🐇「うちのタイムリープについてなんやけど…」
🐇「実はうち、4回タイムリープしてるんだよね…」
🦁「……えっ?!」
🐇「隠しててごめん💦心配かけるかと思っちゃって…」
🦁「もっと早く言ってくれても良かったんに…」
🐇「それでね、1回タイムリープするごとに15年寿命が縮まるんだよね…」
🦁「っていうことは……60年?!」
🐇「そういうこと…」
🦁「それ、やばいんちゃうん?!」
🐇「うん、もうすぐでうち、死ぬかもしれないから言わなきゃって思ったんよ。」
🦁「死ぬかも知れないってッ…なんでそんな冷静でいられるんやッ…?」
🐇「でも、タイムリープするときに、もう分かってたから…」
🦁「もっと早く相談してくれてもいいやん…」
🐇「それは本当にごめん…」
🦁「じゃあ、初兎はこれからどうするんや…?」
🐇「そのことでもう1つ話があるんだけど…」
🦁「……なんや?」
🐇「さっき言った通り、うちは多分もうすぐで死ぬ。」
🐇「だからさ…」
🐇「うちら、もう別れないッ…?」
🦁「……はッ?」
予想とは裏腹に衝撃的な言葉を伝えられた。
🐇「このまま、いなくなるかもしれないうちといるより、ずっと一緒にいてくれる人の方が悠くんもいいでしょッ…?」
🦁「なんでそうなるんやッ…ボソッ」
🐇「え…?」
🦁「だからッ…!なんでそうなるんやってッ…!」
🦁「いつ、俺が初兎と居たくないって言ったんやッ…?言ってないやろッ…?」
🐇「う、うん…」
🐇「で、でも悠くんが好きな人はいっぱいいるッ…」
🐇「だからッ、これから先も悠くんを愛せる人の方がッ…いいかな、ってッ…ポロッ」
🦁「そう思ってるなら、なんでそんなに泣いてるんやッ…?」
🐇「えッ…?」
🦁「そんなに泣かれて、わかったなんて言えるわけないわッ…ポロッ」
🐇「ゔぅ…ポロッ」
🦁「だから、なッ…? これから先も一緒に居てくれると俺は嬉しいわ…♪ポロッ」
🐇「ごめんッ…うち、悠くんの気持ち何も考えないで勝手にッ…ポロッ」
🦁「謝る必要なんてないって…♪」
🐇「うちもッ…悠くんと居たいッ…!」
🦁「なら、一緒に居ようや…♪」
🐇「うんッ…!ポロッ」
🦁「じゃあ、これから色んなところ行こうな♪」
🐇「ええんか…?」
🦁「初兎が最後まで楽しめるようにするのが俺の仕事やからな♪」
🐇「えへへ…♪ありがとう…♪」
🦁「良かったわ…笑ってくれて…♪」
※本当はここで終わるつもりだったのにッ…今度こそ、次で最終回です!
コメント
1件
あ~…別れなくてよかったぁ…😭😭 次回最終回ッッ…?!? 早くないですか…(><)(( でも次回も楽しみですっ!