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⚠️この番外編は響視点です!
ーー4月8日、学校から帰ってきた響ーー
明日は4月9日…ゆのの誕生日だ
俺はあいつに何かプレゼントをあげたい、誕生日を祝ってあげたい、そう思った
俺は気づいたら行動に出てた
響「あの………ゆのに何か誕生日プレゼントをあげたいと思うんです…」
母「それなら街に行きましょう」
ゆのの母親は俺を街まで案内してくれた
母「迷子にならない程度にその辺のお店を見て来てらっしゃい」
響「わかりました」
俺は色んなお店を見て回った。そして………
響「これ………あいつらしいな」
俺は水色のシャーペンを見つけた、なんとなくあいつのイメージに似ていると思ったんだ
俺はシャーペンにはシャー芯がないといけないと聞いたのでシャー芯も買うことにした
響「これください…」
店員「合わせて340円です」
響「340円…340円…」
………!
100円玉4枚しか持ってない⁈
響「あの………100円玉4枚しかないんですけど…」
店員さんはクスッと笑ってから俺に言った
店員「100円玉4枚で足りますよ(笑)」
響「そうですか、それなら、はい」
店員「60円のお返しです」
響「なぜ返すんだ?」
店員「400円だと多かったので多かった分をお返ししたんですよ(笑)」
響「そうなのか…」
俺はシャーペンとシャー芯、60円を受け取って店を出た
母「買えたかしら?」
響「はい、買えました」
母「そう、よかったわ。なら帰りましょう」
俺たちは帰ってその日は寝た
ーー4月9日ーー
俺は普段は7時前に起きるが今日だけゆのの起きる時間に合わせて起きた
ゆのにプレゼントを渡す時間がほしいから………だ
響「ゆの、おはよう」
ゆの「おはよ」
響「これ、受け取ってくれないか?」
ゆの「なにこれ…?」
響「開ければわかる」
ゆのはすぐに包みを開けた………そして
ゆの「なんであたしにこれを…?」
そう言った
響「その…今日が誕生日だったって最初会った時きいたからな」
ゆの「覚えてたの…⁈」
響「あぁ」
俺が義姉(あね)の誕生日を忘れるわけがない、そう思っていた
ゆの「ありがと…」
ゆのが喜んでくれた、俺は今までにないくらい嬉しい気持ちになった
これからもゆののために色々してあげたい、そう思った今日この頃だった