/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
わたしの 愛 は あなたのソレ
とは 違うのかもね
でも偽物じゃないんだ
このドスグロい血色の赤 が
これが わたしの 本当
あなたと繋がるのは好き
気持ちいいし 幸せ
いっぱいあなたの声が聞ける
あなたが気持ちいいのも嬉しい
でも わたしは ソレだけじゃ
イケないんだ………
わたしは あなたがくれた名で
わたしを呼んでくれるとき
絡めた指が無意識に きゅっと
握りかえして くれるとき
あなたの腕が背に回り抱き寄せて
くれる とき
その小さな身体を わたしに預けて
くれる とき
あなたがわたしだけを見て
依存してくれる瞬間に絶頂するんだ
だって絶頂って一番気持ちいい瞬間
のことなんでしょう？
だったらわたしの絶頂はソコだと
思う ビリビリと 電撃のような
強烈な快感
一瞬 何もわからなく なるほどだ
凶悪で 負けず嫌いな あなた
が好き
あなたから こぼれ落ちる…
あなたがわたしに見せてくれる
一瞬の弱さがもっと好き
あーでも、ひとつお願い
わたしを相手に手綱を緩めないで
しっかり縛って躾てよ？
あまり無防備に弱点をわたしに
晒さないで
あまり油断するとそのやわらかい
白いおいしそうなお腹を食い破るよ
そのコトコト音がする 可愛いらしい
心臓を抉りだしてしまうよ
そうしてあなたを失ったら
わたしは 狂ってしまうのだろう
わかっているのに どうしてか
あなたを喰らい尽くしたい衝動
が湧くんだ
あなた と 一つに混ざり合いたい
完全に
あぁー素敵だね！
でも 一人残されるのは嫌だから
我が儘を言えるなら あなたに
わたしを喰らい尽くしてもらいたい
ソレが理想のわたしの最期
あなたに全部伝えたら
あなたはどんな顔するかな？
きっとドン引きする！
目に浮かぶよ………
どこからどう伝えればいいかなー？
あ そう そう
最近気がついたんだ…言い忘れてた
口づけで残す 赤い痕 アレね
アレはわたしの 呪 だったみたい
この前は あなたの心臓の上に
そっと残したアレ
お互いの言葉が聞こえるように
なるだけじゃなくて
少ーし ずつ 赤があなたに
混ざっていってるのが見えたんだ
ずっと続けていけば 喰わなくても
いずれ 一つに混ざれるんじゃない
かな？
完全に一つに混ざっても
あなたが家族と呼ぶ
あの黒いヤツはあなた(わたしたち)
と一緒にいてくれるかなー？
…わたしより 家族を選ぶなんて
選択肢 は もうないよ
コメント
2件
神すぎます！！！！！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ