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僕は母カラスを抱きしめる

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僕は母カラスを抱きしめる

2 - 第2話 みんなで笑ったあの日

♥

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2025年06月08日

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母カラスは遠慮しながら食べた

僕はにっこり笑った

「お母さんこれからも食べてね 」

母カラス

「いいやこれからは、あなたが食べなさい」

この日から2日が経った僕は、毎日ミミズ取りについて行く

でも母カラスは帰ってくるとすぐどこかへ行ってまう

理由は、わかってる母カラスがミミズを食べてと言わせないためだろう

僕はにっこりしなくなった

母カラスがミミズを食べてくれないから

何日もこの状態が続いた母カラスはご飯を食べていない最近痩せて飛ぶのもつらそうだ

5日が経ったある日飛んでいる途中ふらついていたので田んぼのところで無理やりミミズを20匹食べさせた

僕はニッコリ笑った

嬉しかったんだ

毎日それを続けた

だんだん元気になってきたでもミミズも取れなくなってきていた

僕は母カラスが散歩している時に他の田んぼにみんなを連れて行ったたっぷりのミミズを取って帰ったちょうど母カラスが帰ってきた

「どうしたのこれ?」

と聞いてくる

みんなで口を揃えて言う

「お母さん、ママのためにとってきたの」

母カラスニッコリ笑ったみんなで笑った

僕は母カラスを抱きしめる

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