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こやどこいったんだ!?何も無いといいけど…続き気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク師匠ᯒᯎ″❤︎
今日は北にある公園にやってきた
ここは誰も居ない
道路の向かい側にあるコンビニが営業しているくらいで閑散としている
昨日までは街中の事件が起きた側で張り込みをしていた
だが残念ながら犯人は現れなかった
だから今日は初めて北へ来てみたんだ
ロウさんは公園の真ん中にあるベンチに座り、腕に付けた時計を何度も見る
待ち合わせを装っているからだ
これから大体夜の9時までここにいる予定になっている
俺はコンビニ側の道路に車を停めてロウさんを監視している
もちろんその周辺にも気を配りながら
まだ肌寒い時期だ
コートを羽織り、手を擦り合わせている
帰り際に温かい飲み物買ってあげないと‥‥
そんなことを考えながら時間は過ぎていった
時間は夜8時
あと1時間‥‥
今日も現れないのか?
やはり街中の方が良かったのかもしれない
その時俺の車の窓ガラスをノックされた
俺は驚き、窓の方へ振り向く
「‥‥どうかしましたか?」
「いえ‥‥ずっとここに停まってるなって思いまして」
「あ、ちょっと待ち合わせしてまして‥‥」
「そうなんですね?ずっと動かないから車でも故障してるのかと思って。それなら良かった」
「すいません、紛らわしくて」
「いえいえ‥‥そういえばどこかで見たことある顔ですよね?」
「えっ?そうですか?」
誰だろう‥‥
俺こっちの土地にまだ詳しくないんだよな
もっと北にもパトロール来ないとな
そう思いながらもロウさんが気になって一度振り向いてロウさんを確認する
ロウさんは相変わらずベンチに座ってる
「どうかしましたか?」
「いえ、何も‥‥」
「あっ!思い出した‥‥警察の方ですよね?」
「え‥‥」
「俺街の方のコンビニでバイトしてて、その時によく警察署の通りで見かけるから」
「あぁ、そうなんですね?」
「そうです!今日はお休みなんですか?」
「え、えぇ、まぁ。友達と待ち合わせしてまして」
「そうなんですね。早く来ると良いですね」
「そうですね」
「それじゃあ俺、行きますね。街で会ったら声かけてください」
「はい、気をつけて」
若そうな男性が車から立ち去った
びっくりした‥‥
俺ももう少し人と交流して顔覚えていかないとな
そして道路の向こう側
ロウさんがいたベンチを見る
「え‥‥ロウさん?」
そこにはロウさんがいたはずなのに
「トイレ‥‥じゃないよな」
トイレだったら俺の車の前を通る
だったら‥‥
俺は慌てて車から駆け出した
俺が目を離した隙に何があったんだ?
俺は一体何してるんだ‼︎
ベンチの前に来て辺りを見回してもロウさんは居ない
道路の方ではない
だったら絶対この森の中しかない!
それはすぐに目に入った
森の入り口に落ちている物
これは‥‥
ロウさんの羽織っていたコートだ!
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