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◇◇◇◇◇
さらにマサユメが彼女たちに話しかけた。
「もう一つ、確認したいことがあるんだけど、いい?」
「はい、どーぞ!」
「僕のステータスのなかま欄にお二人が表示されたんだけどね。
一つ新しいパラメータが追加にされてまして、絆Pというんですけど、しかもゼロなんです!
お二人とも絆Pがゼロなんです!
こちらも何か聞いてませんか?」
「「……」」
「はい、伺ってます。」
あれ?今までと違ってちょっと言いにくそうにしてるぞ?
「あのー、気になるんで正直に教えてもらえますか?受け入れる覚悟はあります!」
でも、聞かない方がずーっと気になるから仕方がないよね。とほほ。
「あのですね。私達はむしろ嬉しいというか、大丈夫なんですけど、お頭がこの話を聞いてどう思うかの方が心配なんです。
受け入れてくれるかどうかというところで。」
「そうなんだよ。私達は嬉しいんだよ。
だから、お頭は受け入れないといけないの。
もうワクワクなの。
ロマンティックが止まらないんだよ!
神様も大丈夫って言ってたしね。
『サービスサービスー』って言ってたよ。
それは何言ってるのか意味分からなかったけど……。」
んー。ここまで聞いてもよくわからない。
神様が大丈夫って言うことは、そんなに悪いことじゃなさそうな気はするけど……。
それにしてもアニメ好きなのかなあ?
えらい推してるなあ(笑)
なんか考えてるのがアホらしくなってきた。
ほんじゃ、教えてもらおうっと!
気が楽になった。神様すげ〜!
「ほんじゃ、教えてもらえる?」
「はい、実は今の状態が仮契約みたいな状態なんです。
なので、正式に契約していただく必要があるんです。
その契約の方法というのが、その、お頭とキスをすることで成立するという儀式みたいな感じでして。」
「そういうわけなんだよ。
だから、もうワクワクでしょ?
私達は、もちろんはじめてなんだけど、どんな感じなのかなあ?って。
でも、それは、お頭じゃないとダメなんだって。神様が言ってた。
意味は契約すればわかるって!
ね、大丈夫でしょ?」
えーーーーーーーーーーーーーー!?
なんということでしょう?
想像の遥か斜め上から落ちてきたよー!
僕もはじめてなんですけどーーーー!
あれ?めっちゃテンション上がってきたー!
でも、なんで心配してたんやろ?
もちろん、断るわけないさー。
ナンクルナイサ〜。
神様!グッジョブアゲイン!
ロマンティックが止まらないよーー!
ここからは平然を装うことにしよう。
そうでないと思わずニヤけてしまう。
いかん。嬉しすぎてもうやばい。
生きてて良かったー!
春よ〜♪ 遠き春よ〜♪
まぶた〜♪ 閉じれ〜ば そこに〜♪
春がきたよ!
神様!グッジョブアゲイン!
「はい、契約をしましょう!」
あ、嬉しすぎて、顔が破壊してる!
これは嬉しすぎるのバレたな……。
「お頭も嬉しいんだね!良かった〜♪」
「はい、良かったです。お頭!」
もう隠せない。この感動は!
ここからは普通にしよっと。
「はい、僕も初めてなので、ちょっと緊張しますけど、めちゃくちゃ嬉しいです!
よろしくお願いします!」
さあ、今から、うれし、恥ずかし、契約の時間だーーーー♪
素敵な彼女達に乾杯!
そして素敵な神様に敬礼!
◇◇◇◇◇