テラーノベル
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そんなある日僕は、その例の彼女と土曜日学校が休みの日に海に行くことにした。若かったということもあり、2人は自転車で駆け抜け潮の匂いと海が見える方向へと導かれていった。キキーッと自転車を2台適当なところに停めて僕らは海へと続くトンネルのような階段を1歩ずつ歩いていった。目の前にはザーザーという波打ち際の音ののみが聞こえるまだ、海は見えない少し歩くとやっと綺麗な浜辺と海が見えてきた。階段を下れば浜に着くのだがすこーし遠くに潮干狩りをしている親子連れや、何かを語り合ってるカップルのような2組や、浮き輪を持ってゆったりとくつろいでいる老人や、サーフィンをしている若者までもいた。休日になるとこんなにも人少ないんだなーと思った。というのも僕は、よく嫌なことがあったり投げ出したくなったり、した時にはよく海へ来る何も考えずにいられるからだ。心がスーッと落ち着くのが直にわかるくらいに悩み事もなーんもなくなる都合が良くてストレス発散になるような場所だ。そんなことはさておき、彼女と裸足でかけ歩いた最近好きな人いるのーっと瑠璃(彼女)から聞かれた。なんてこといきなり聞いてくるんだと思いつつまぁいるんじゃねーかー知らんけど。と大阪の人でもないのに知らんけどで済ませた。ぇぇーつまんないの人に興味ないんだー。
そんなことないわ!とかそんなことを話していた僕らは、ひとつの古ーい便箋を見つけた
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