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遂にアルミノと,ガイオーガが激突することになるんだ.
アルミノは組織最強とまで言われた男,大山班最強の名は伊達ではない.
しかしこのガイオーガ全く底の見えないオーラだ、奴は
ヘレナ山区での戦い時に,和田の目を潰し足を折った.
そのせいで和田は長期離脱確定となり,今は病院にいる.
早速ガイオーガが攻撃を仕掛ける.
「早速死んでもらおうか愚者よ!」
直前に部下を殺しているためガイオーガの怒りもかなりある状況.
そしてそのガイオーガの突きをアルミノは避けたんだ.
そのカウンターに手刀を繰り出す.
その手刀は奴のこめかみを掠る,しかし怯むことなく攻撃を仕掛ける.
奴の手刀は人間の急所を全て突く.完璧に避けるのはアルミノでも容易ではない.
しかしアルミノは超人的な見切りを見せる,何と
靭帯が伸び切ってる部分を完全に把握したんだ.
そこから奴の片腕を高速手刀で落としにかかる,しかし
「甘いな,貴様はまだ戦場での経験を積んでない.」
何とその瞬間喉を突き刺す手刀をガイオーガは繰り出す.
「殺拳申し訳ないが、それで行くなら俺が勝つぞ片腕も引いたため無事だ.」
ガイオーガは直前で高速直線の退きをしたんだ.その退きは捉えることができない.
その時アルミノが狂気的な笑みを見せる.
「やっぱり相手の土俵で戦うのはダメだよね,久しぶりに思い知らされたよ.でも」
その時奴のオーラが完全に変わる.
「ここからは俺の土俵殺し合いならベリーにも負けない.」
次の瞬間ナイフを二丁懐から取り出し斬り合いの姿勢へと移る.
そこからは,ガイオーガの殺拳とアルミノの刃がぶつかり合う.
しかし血飛沫が出るのは,ガイオーガのみだった.
アルミノは無駄を極限まで省いた刃,そしてより鋭利により切れる角度を探し求めた
まさに殺しの神と言われる領域だ.受けれるわけがない.
当然押せば隙が見つかる,そしてアルミノの一閃
腹を斜めに切り裂いたんだ,しかし奴も怯まない
そこから反撃の手刀を食らわせるが奴は何なく躱す.
そしてそこから姿勢を低くし笑みをこぼす.
「残念ながら戦闘のセンスが君とは違うんだよ.」
ガイオーガはこのアルミノの突きを躱せない、腹を大いに切り上げられる.
そしてそこからその腹傷目掛けたローキック奴は激しく吹き飛んだ.
「君流石の殺拳だねこんな完成度は稀だよ誇っていい,でも隙はどんな人間にもある,靭帯を退けばいいの精神なら俺との斬り合いでお前が勝てる手筈はない.」
そうアルミノは,奴の靭帯を伸ばしながらの殺拳独特の癖を既に見極めていた.
単純な技量と,視野の広さでアルミノが一気に優勢になる.
しかし奴もつも負けじと反撃を出る.
その突きは今までにない程早くそして鋭利なものだった.奴の反応が遅れる.
「まだまだギアは隠していたようだね.」
ここからアルミノの集中具合が一気に上がる,奴の突きを全て躱したんだ.
数の圧力で押し潰すその殺拳の数々はトップクラスの暗殺者でも対処できない,やはりアルミノが遅れを取りその殺拳は腹を掠る.
しかしアルミノははそれを意図して行った.
「止めれないなら止めれる状況を作れば良いいい.」
奴の弱点靭帯の伸ばし切りを奴はまだ見逃さない奴は意図せずとも隙を表す.
その攻撃は今までのものよりとても深かった,だが
「俺はステゴロ負けなしの男ガイオーガだ!それに舎弟とガイを殺したお前らを許すことなんて到底できねぇよなぁ!!」
ガイオーガが過去一の啖呵を見せる,しかしそれに対してアルミノが鬼の形相で
「お前はもう一瞬で殺す,都合の悪いことに目を向けてない自意識中心男が,こっちはワトソンさん殺されてんだよ.」
次の瞬間アルミノの極限集中
何と奴の殺拳をギリギリで完璧に躱したんだ.
隙を見抜かれた時点でガイオーガの負けは決まっていた,アルミノは容赦なくナイフで鳩尾を刺すとそのまま慈悲なく引き抜いたんだ.
途端あたりから鮮血が疾る,もうガイオーガは倒れたんだ.
「お前何でそんなに強いんだよ,ここまでの奴見たことねぇぞ.」
それに対してアルミノは当然かのようにこう言ったんだ.
「俺には憧れがいるんだ,その憧れを越えたいそれだけさ.」
そう言い去っていった,そして
程なくしてガイオーガはこの世を去ったんだ.