2025 6⁄4
日帝「あ〜面倒くせえ」
日帝「課題サボらなきゃよかった」
日帝「う”〜」
カキカキ
日帝「……」クルッ
変哲も無い部屋
小学校を卒業し
ランドセルを置いたまま
いつもの俺なら気にせず課題を進めていただろう
だが今日の俺は違う
無性に気になるのだ
日帝「…少しだけ」
ランドセルを開ける
最後に背負った日の中身
一冊のノートを取り出す
…国語のノートだ
毎回最後らへんのページが残ってしまう
ペラペラとページをめくってみる
…あ
そこには
俺の字ではない
ましてやこの世にあるはずのない言語だ
読めるはずが無い
そう…普通なら
なぜかスラスラ読めてしまう
人なら誰しも通るかもしれない
自作字
俺は作った記憶がない
しかも…この感じ
最近の口調のように書いている
昔はもっと…
あれ
昔…昔か
前の記憶はあるのに
ここの世界にどう来たのか
いつ自分が前の世界から来たと分かったのか
小学5年生の前の記憶がさっぱり無い
1つもない
何故
棚には小学校の時使ったであろう物が沢山入っている
1つ1つ確認していく
所々に存在しない字でなにか書いてある
そして
社会のノートに手を伸ばした瞬間
パシッ
…と腕を掴まれた
日本「兄さん」
悲しそうな日本の声
顔は見えない…見たくない
日帝「なんだ?」
日本「食事の時間です」
日帝「そんなに時間が経っていたとは」
日帝「行こうか」
日本は何かを知っている
夜…確認してみるか
日本「おやすみなさい」
日帝「嗚呼、おやすみ」
カキカキ
時刻は2:00
ノートを確認してみよう
ペラペラ
パタン
…見てはいけないな
小学生の自分は何かを知っていたのか
そして今の俺に何か伝えようとしているのか
分かることは…無い
すまない
ノートに書いていた語
ፈተና እየወሰዱ ነው።
使用している言語はアムハラ語ですが、この世に無い字と思ってください
コメント
1件
( '-' )スゥゥゥ.....現実にそういう事あったって人居たなぁ