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#保科宗四郎
いゆ
786
#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
Sara
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ひなの
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「好きだ、保科。ボクと付き合ってくれ」
そう言ってボクは、保科に手を差し出す。
_ガタン!
……何の音だ?…まあ、気を取り直して。
保科は目を見開いたまま、固まっている。
…まあ、そりゃそうだよな
鳴「…悪い。言いたかっただけだ…」
ボクが言い終わる前に、保科の目から新しい涙がこぼれた。
鳴「っ!ほんとにすまない!もうお前からは離れるから…」
そう言い終わる前に、保科にまた遮られた。
_抱きつかれる、という形で。
鳴「っ、保科?」
保「何1人で終わらそうとしとんねん、アホ!ちゃんと僕の気持ち聞いてや!」
泣きながらそう言う保科に、ボクは戸惑いながらも促すことしか出来ない。
鳴「…保科の…気持ち…?」
保「…僕も、鳴海くんのこと、好きやで」
今度はボクが固まる番だった。だって、あの保科と両思いだったんだぞ?
ボクは、半信半疑ながらも、保科を抱きしめ返した。
数分後
鳴「保科。改めて、ボクと付き合ってくれ」
保「もちろんや」
保科からオッケーをもらえて、一気に脱力感が押し寄せてきた。
鳴「…ボクたち、馬鹿みたいだな」
そう言ってボクは笑おうとした。が、失敗した。何故なら、ボクの目から涙がこぼれたからだ。
保「…泣くなや」
保科は軽く笑ってそう言うと、ボクの涙をぬぐった。
鳴「…保科。名前、呼んでくれ」
ボクは、今ならいけるかもと思い、精一杯のおねだりをしてみる。
保「…弦くん」
すると、羞恥で顔を赤く染めた保科が『くん』付けで名前を呼んでくれた。
鳴「…っ!」
ボクは息を呑んで口元を右手で覆った。きっと今のボクも、ゆでだこのように赤い顔をしているのだろう。
保「…弦くんも、僕の名前呼んでや…」
まだ顔の熱が収まりきってない保科から、おねだりされた。
鳴「…宗四郎//」
ボクは、少し照れながらも保科の名前を呼ぶ。それを聞いた保科は、息を呑んで、ボクに抱きついた。
保「弦くん!好き!大好きや!」
今日何回目かも分からない涙を浮かべながら伝えてくる保科を抱き止め、ボクも返す。
鳴「…ボクも好き。大好きだよ、宗四郎」
すると保科_宗四郎の腕の力がギュッと強くなった。
保「…なあ、弦くん」
不意に宗四郎が口を開いた。その声は、少し震えていた。
鳴「どうした?」
ボクはできるだけ優しく問う。
保「…明日も、一緒におってくれるよな?」
ボクは一瞬きょとんとした後、思わず盛大に吹き出した。
保「えっ、何!?」
宗四郎は、さっきの不安そうな表情とは一変して、いかにも不思議そうな顔をして、わらいころげて笑い転げているボクを見た。
保「僕なんか変なこと言うた?」
鳴「いや、変とかじゃなくて」
ボクは涙をぬぐいながら言う。
鳴「そんなこと、心配するんだなと思って」
ボクがそう言うと、宗四郎はちょっと怒ったような表情になって
保「はあ!?『そんなこと』ちゃうわ!」
と言った。
保「弦くんが明日になったら、僕に冷めてるかもしれへんし…」
不安そうに下を向いて言う宗四郎の頭に手をのせて、ぽんぽんと軽く叩く。
鳴「そんな訳ないだろ」
宗四郎は、パッと顔を上げてボクを見た。その顔には、何とも言えない喜びと嬉しさが溢れていた。
保「じゃあ、明日からもよろしくな!弦くん!」
鳴「当たり前だ、宗四郎」
不意に宗四郎が腕時計を見た。
保「やば!そろそろ帰らな、兄貴が迎えにくるわ!」
そう言うと宗四郎は、名残惜しそうにボクの方を見た。
保「帰りたない…」
鳴「…また明日も会えるから。今日は帰れ」
ボクがそう言うと宗四郎は渋々といった様子でボクから離れた。
保「…弦くんは帰らんの?」
鳴「…やることが残ってるからな」
保「そっか…じゃあ、また明日な」
鳴「ああ」
ボクは軽く手を振って保科を見送る。
突然後ろから声がかかった。
一「鳴海くん……?」
声の主は、死にそうな顔をした、宗四郎のクソ兄貴こと、保科宗一郎だった。
コメント
2件

2人が両思いになって良かったです!過去の事もありますし、保科が考えさせてくれって言ったらどうしようと思いました。保科の「弦くん」呼び良いですよね!続きも読みます。
わあ、ついに両想いになりましたね…!鳴海くんの告白、保科くんの「僕も好きやで」が本当に心に沁みました。お互いに名前を呼び合うシーンとか、照れながらも「宗四郎」って呼ぶところ、思わずこっちまでドキドキしました。最後にクソ兄貴が登場して「どうなっちゃうの!?」って続きが気になりすぎます…!素敵なエピソードをありがとうございます🌷