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#オリキャラ注意
透花
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kurumi
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僕は先に歩く中也さんの後ろについて行った。(本当に中也さんって大きいな……ふろで見た時も筋肉がすごかったし……)
中也さんは不意にこちらを向いて
「手前は、此処だ」
中也さんは障子の前に止まってその障子をサッと開けた。そこには僕よりも大きくて、温かそうな布団だった。布団というものは知っていたが、こんな形でこんなに温かそうなんだ。
「ほら、餓鬼はさっさとねんねしな」
ぽんと僕の頭に手を乗せてすぐに手を離して、廊下の奥へと消えた。
「え、ぁ、行っちゃった……」
(なんだか、心が少しぽっかりする……なんでだろ、分かんない)
僕は用意してもらった布団の中に入ってみた。初めて入る布団は本当に温かくて、柔らかくて……安心した。自然と瞼がだんだん落ちていった。
「もう、寝たか」
俺は酒瓶を持った儘、悠斗の様子を見に部屋へ顔を出した。此奴を見てるとある奴を思い出す。長く親しんだ、ある人間を。
「そういや、最近会わねェな…」
俺は悠斗の部屋の障子を開けて月を見上げ、そのまま縁側に腰を下ろして酒瓶を傾けた。
(そういや、餓鬼出来たんだっけか?…餓鬼の世話で忙しいか……あ、俺から行ってやろうと村に行ったンだが、此の餓鬼拾ってる内に忘れちまってたな。まァ、明日とかそンくらいに行きゃァいいか)
俺は布団の中で丸くなって眠る悠斗を一瞥した。
「……全く、面倒な餓鬼拾っちまったな」
(俺ァ、人間嫌ェなンだけどな…此の餓鬼を見ても嫌な気は全くしねェ…変だな)
俺は夜空を見上げてふぅ、と息を吐いた。
コメント
1件
第6話、めっちゃ良かった……!中也さんが悠斗くんに布団を用意して、ぽんと頭に手を置くシーン、めちゃくちゃ優しくてグッときたよ。「面倒な餓鬼拾っちまったな」って言いながら、じっと寝顔見ちゃってるの、口では嫌そうにしてるけど実は気にかけてるんだなって感じがして、萌えた🔥月見ながら酒飲むシーンも雰囲気あって好き。続きすごく気になる!