バレンタイン小説の①の方書くよぉ〜!!
すげぇぷりちゃんがモテモテになっちゃったんだけど、おかしいところは何もありません(?)
〈かるーい設定〉
・2人とも学生
・ぷりちゃんがモテモテ💕
・両片思い
ちぐさくんが何故モテて居ないのかはりぅも不思議です。
なんでモテない設定にしたんだろーね??
ま、ぷりちぐでくっついて欲しいから、他の人からはモテなくても全然大丈夫なんだけど。
じゃっ、すたぁーとっ
バレンタインなんて嫌いだ。
その数日前からも溢れかえるロッカーや
下駄箱。
それらを見て、羨ましいとなどとほざけるやつらはなんと馬鹿なのだろうか。
チョコレートだって。
あんなもの貰ったって何の得にもならないのに。
「ねぇ、ぷりちゃんってさ、チョコ、好き??」
お昼休みの屋上。
君はぽつりと俺に尋ねる。
「別に。あんま好きやないで、」
チョコレートなんて、好きじゃない。
要らないのに。
欲しいなんて思ってないのに。
押し付けてくんなよ。
先程まで抱ええていた怒りがまたよみがえってくる。
そう、今日はバレンタインデー。
キリスト教の祝日である聖バレンタインデーというものが日本に伝わり、そこで独自の変化を遂げたのが、今の日本のバレンタインデーらしい。
最初はどーせ、キリスト教の偉い人の命日か誕生日だったんだろ?
なんで女子が好きな人にチョコレートを渡すとかいうふざけた行事に発展してんだよ。
「そっ、かぁ、」
俺がそんなことを考えていたら、君は少し暗い笑顔で笑う。
どうしたんやろ。
俺、なんかしちゃったんかな、?
西日が入り込む廊下。
それを見て、憂鬱な日の終わりを実感する。
やっと、か。
これであと一年は大丈夫だな、
そう思って足を進めると、よくつるんでいる四人が居た。
「あっ、ぷーのすけぇっ!!」
「おっ、ぷりじゃん、!」
結構昔から仲良かった二人から声をかけられ、適当に返事をする。
そこで、四人が今日何度も見かけたような、小綺麗な箱を持っていることに気づいた。
「それ、なんや、??」
「これ、?あーこれはねぇっ!」
尋ねると、嬉しそうに口を開く。
「ちぐからもらったんだぁっ!」
「そーそー、ぷりは貰わなかったのか?」
は、??なんやそれ、??俺聞いてないんやけど。
悔しいが小さく頷くと、四人は激しく動揺した。
「え?!マジ??ちぐちゃんから貰ってないの??」
「ちぐに限ってぷりに渡さないなんてことは…」
「もしかして、ぷり、お前なんかやったか、??」
「えぇぇぇ!?ぷりちゃん、それマジのやつ??」
幼稚な反応をしたのは、黄と桃の彼ら。
妙な詮索をしてくるのは紫と赤。
「貰ってない、別になんもしてへんと思うんやけどなぁ、」
「とっ、とりあえずっ、ぷーのすけ!」
「おん、」
「ちぐちゃんのところに行ってこーいっ!!」
何も心当たりはないと告げれば、四人に君のもとへ行くようにと追い出されてしまった。
―がらっ、―
ここにもおらへん、どこやあいつ…
か空っぽの教室を後にし、君の姿を探す。
「あれ、ぷりちゃん、??」
不思議そうな声。
ゆっくりと振り返ると、そこには君ひとり。
片手には黄緑色にラッピングされた箱。
片手にはスクールバック。
目元を赤く腫らした君は、俺の方を不思議そうに見つめていた。
「泣いてたん、?」
そう尋ねると、君は驚いたようで。
目元を慌てて隠す君に俺は続ける。
「俺の、せい?」
「違うっ、!」
思わず、といった様子で声を荒らげた君は、はっとして俯く。
「俺が、勇気を出せなかったせいだから、」
勇気、ねぇ、
でも、
「俺がチョコレートを嫌いだって言ったせいやろ、?」
そうなんやろ、?
「っ、」
「あのさ、俺はチョコレート嫌いって言ったけど、好きでもないやつから貰うのが嫌なだけなんよ、」
「?、うん、」
「だからさ、ちぐから貰えるなら、それは嬉しい。」
「へっ、??」
誤解させて、苦しめちゃって、ごめんね。
君から貰うものなら、なんでも嬉しいんだよ。
だって、君のことが好きだから。
おーわりっ
どーお??
良さげ?
4/1修正
コメント
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やばすご…てぇてぇし最後の切り方天才!
いつも陰ながら見てます…!!! めっちゃ好き、やばいです(語彙力喪失 prtg神がかってる… 主様神、!🥹🫶🫶