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自爆までのタイムリミット___残り15時間。
視界の端では、オレンジ色の数字が淡々と死を刻んでいた。
桃.彡「……いむ、顔色悪いよ? 本当に大丈夫?」
朝のトレーニング中、
ないちゃんが心配そうに声をかけてきた。
水.彡「あはは、大丈夫だよ、ないちゃん! ちょっと昨日、アニキとの特訓がハードすぎただけだって、…!」
僕は明るく、タメ口で返した。
けれど、銃を構える指先が微かに震えているのを、自分ではどうすることもできなかった。
白.彡「……ふーん。悠くんとの特訓、なぁ…」
少し離れた場所で、的を正確に射抜いていた初兎ちゃんが、
独り言のように呟いた。
その視線は、僕の首筋にある「オレンジの点滅」を射抜くかのように鋭かった。
休憩時間。僕はアニキに手招きされ、人気のいない機材庫の陰に隠れた。
黄.彡「…ほとけ、これや。」
アニキが手渡したのは、小さなチップ型のデバイスだった。
黄.彡「ないこの端末から吸い出したように見せかけた、偽の防衛データや。これを今すぐ本部に送れ。
…そうすれば、自爆シーケンスは一時的に止まるはずや。」
水.彡「ありがとう、アニキ。…でも、本当に大丈夫かな。バレたらアニキまで……、」
黄.彡「ええから早くしろ。…お前の命がかかっとんねん。」
僕は震える手でデバイスを受け取り、首の後ろのチップにデータを同期させた。
――送信開始。 ――データ照合中……。
その時だった。
白.彡「…ふたりとも、そこで何してんの?」
低く、落ち着いた声が響いた。
二人が振り返ると、そこには壁に背を預け、
腕を組んでこちらを見つめる初兎ちゃんが立っていた。
水.彡「しょ、初兎ちゃん……! いつからそこに…。」
僕の声が裏返る。アニキは咄嗟に僕を背中に隠したが、
初兎ちゃんの瞳は誤魔化せなかった。
白.彡「いつからって…最初からや。悠くんがいむくんを連れ出した時から、ずっと見てたで。」
初兎ちゃんはゆっくりと二人に近づいてくる。
その足音は、僕にとって死神の足音のように聞こえた。
黄.彡「…初兎。これは、その…。」
白.彡「悠くん、言い訳はええよ。…いむくん、首の後ろのやつ……ずっと光ってるで。
___それ、ただのアクセサリーやないやろ?」
初兎ちゃんの言葉に息が止まった。
初兎ちゃんはそれ以上、深くは追求してこなかった。
けれど、その「曖昧さ」が逆に恐ろしかった。
白.彡「…俺は、ないちゃんみたいに甘くないし、まろちゃんみたいに単純やない。
…ふたりが何を隠しててもええけど、それが『いれいす』を壊すようなことやったら…俺は容赦せえへんで。」
初兎ちゃんは僕の目の前で立ち止まり、耳元で小さく囁いた。
「…いむくん。ほんまは誰なん?」
その問いに、何も答えられなかった。
初兎ちゃんはそれだけ言うと、ひらひらと手を振ってその場を去っていった。
初兎ちゃんが去った後、視界に新たな通知が届いた。
___『――データ送信を確認。……照合完了。……不一致。……偽装を検知』
『――ペナルティ:自爆までの時間を短縮。……残り、3時間』
水.彡「…っ、アニキ…!」
黄.彡「どうした、ほとけ!」
水.彡「偽物だってバレた…! 時間が、あと3時間しかない……!」
オレンジ色の光が、激しく、狂ったように点滅を始める。
初兎ちゃんに疑われ、母国からは死を宣告される。
____ チーム「いれいす」の絆が、音を立てて崩れようとしていた。
1日で沢山はーともらえるの号泣案件…。
いっぱい元気になりましたありがとう!!!!
おつてん!!!!!