テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

第二章『始動』


睨み合う二人の間には不穏な空気が立ちこめる。

「生半可な神力で勝てるとでも?」秋水は再度、ビトレイヤーに挑発をした。

「すぐに分かるさ、俺の強さ、憎しみや苦しみを。火ノ極 火炎(ひのごく かえん)。」ビトレイヤーは秋水のところを睨みつけながら凝視した。すると技の効果で秋水の左腕は業火の炎に包まれ炎は全身に回る。

「あれれれれれ?あのさぁ!俺を殺すんじゃなかったのかぁ!?もっと遊ばせて見せろよ!!」そういうと共にビトレイヤーの頬は裂け化け物のような表情へと変貌を遂げた。

「神技変更(じんぎへんこう)。火ノ極 荼毘(ひのごく だび)。燃え尽きろ!!」

「急に高火力かよ。無駄な神力は使いたくないんだけどな。」秋水の体には火傷のあとも残っておらず無傷であった。まるで水でできているようだった。

「その体、水分でできてるのかよ。」

「そっから話さなきゃいけねぇのかよ。」

ビトレイヤーは目を閉じると景色は一変していた。川が流れており、辺りを見渡す限りいるところは大きなくぼみの中だった。元々は湖だったのだろう。

「ここは私の神域(じんいき)だ。外に出る唯一の手段は、我を倒すことだ。」

「やっぱり、お前を倒さなきゃいけないなら確実に殺してやるよ。」


「火ノ極。」

「水ノ極。」


「火矢(かや)。」

「水銃(すいがん)。」


お互いの技はぶつかり合い大爆発を響かせた。まるで戦闘開始のゴングがなったかのように。


第二章「始動」終わり。

loading

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚