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【rbr side】
モブ幹部「お前が新しい幹部?」
『はい、ロボロと申します、よろしくお願いします!!』
モブ幹部「ふーん…」
「元実験体って本当?w」
『っ…』
モブ幹部「へぇ〜本当なんだ」
「大した事もしてきてないのに幹部になれて良かったね」
『…そんな訳…』
モブ幹部「あるだろうがよ!お前らはただただ薬飲むだけでいいじゃねぇかよ!俺らの努力踏みにじって幹部になりやがってよぉ!!!」
そんな訳あるか…毎日毎日ありえないくらい多い薬の投与、ありえないくらいの検査、研究者に逆らったら殴られる、蹴られるは当たり前。
機嫌が悪い時は普段の倍以上の薬を投与して、副作用に苦しむ俺らを見て楽しんでいた。
検査や薬の投与中に泣いたり叫んだりしても殴られる。名前なんてない、皆番号で呼ばれる。
特に俺は実験体の中でも力が弱く、薬の副作用で身体も小さく…つまり出来損ないだった。毎日のように殴られたし、毎日のように異様な量の薬を投与された。
しかし、頭だけ人一倍良かったのだ。その頭を買われ、俺は幹部となった。
努力なしでここに来たわけではない。でも誰もあの痛みを分かってくれない。
何で俺だけ……
何で……
何で……?
気がつくと、ベッドで寝ていた。泣き疲れて寝てしまったのか、目の周りはものすごく腫れていた。
少し昔の事を思い出してしまったようだ。
B国はここら辺の国で1番粗暴が荒く、評判も最悪、自分らの利益の為なら何でもやるような奴らだ。その上、人種差別などが酷く、実験体は尚更…ね。
ふと時計を見ると、PM6時。
もう皆食堂に行っている頃だろう。皆と顔合わせながら食べるのはやめておこう…8時ぐらいになったら皆いなくなるだろう。その時間に食べに行くことに決めた。
【sha side】
1人寂しく黙々とご飯を食べる。
やっぱり俺、ロボロに何かしたかな…
ロボロの顔を思い出してまた泣き出しそうになる。
あの後、ゾムと総統室に行って、ロボロの事を相談してきた。
引き続きロボロの様子を見ていてくれとの事だった。
zm「シャオロン…」
ゾムが珍しくしょぼんってした感じで俺に話しかけてきた。
sha「ゾムやん、あ、隣座る?」
zm「おう、」
「ロボロは…疲れてるだけなんかな」
sha「そう信じたいんやけど…」
でも今まで疲れててもあんな事なかった。ただただ俺らに痺れを切らしたのだろうか、?
zm「ってもう、8時やん」
sha「ま?」
zm「おう」
sha「そろそろお暇するか〜…」
ガチャッ
sha「?」
zm「あ、ロボロ!!」
sha「え!!」