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支部であげたやつこっちにもあげようと思ってます
⚠️モブ有り、オカ虐
キャラ崩壊、支離滅裂
「う、、あ、」殴られた衝撃と首を絞められているせいでだんだんと頭がぼやけていく
モモちゃん、、すまねぇ
そう心の中で呟くと意識は暗闇へと落ちていった
「あ、綾瀬さん!ちょっと待ってくださいよ!!」
「やーだね!早く追いついて来いよー!」
そうニッコリと笑顔をだしている彼女は自分を待たず進んでいく
今日も今日とて一緒に下校している途中だった
「高倉くん、、、!」
綾瀬さんと歩いていると自分を呼び止める声が聞こえる
「はい、、?」
振り返ってみるといかにも陽キャの雰囲気を出した女性が駆け寄ってくる
綾瀬さんと早く帰りたいなぁと思いながらも女性の方を向く
「えっと、、高倉くん明日の放課後校舎裏に来てくれないかな、?」
「え」
自分には到底言われないであろう台詞を言われ間抜けな声を出してしまう
少し彼女の方を見るとどんどん表情が不機嫌になっていく
これは不味いなと思いすぐに返事の言葉を脳をフル回転させて考える
「え、えっと、、明日の放課後は予定があって、」
そうオブラートに断ってみる
「そうなんだ、じゃあ明後日は、、?高倉くんが予定空いてる日で全然いいよ?、、」
あこれ断れないなと思い
「あ、じゃあ明後日で、、」
そう予定を立ててしまう
彼女がもっと不機嫌になるのを背中で感じ取った
すいません綾瀬さん、、と心の中で何度も呟く
「明後日待ってるから、!!」
そう言い残し女性は去っていった
参ったなぁ、、明日も綾瀬さんと帰りたいのに
と少しため息をつくよりも先に自分のでは無いため息が後ろから聞こえる
「はぁぁぁ、、」
「あ、綾瀬さん、すいません、、」
そう本能的に謝ってしまう
というか謝らないと自分が死んでしまう
汗をダラダラと流しながら謝る自分を見て彼女はもっと大きなため息をついた
「はぁぁぁぁぁ、、オカルンも呼び出されるようになったとは、、」
「うぅ、もっとハッキリ断れば良かったんですけど、、」
「ホントだよもぉー!!!」
彼女はバシバシと自分の背中を叩く
「い、痛いですよ!!やめてください!」
「なんでウチにはそんなハッキリ言えんだよ!!だったらさっきのにもキッパリ断れば良かったのに!!」
「仕方ないでしょ!?初対面の人にキッパリ断れる勇気なんかある訳ないじゃないですか!」
頬を膨らませた彼女を横目で見て可愛いなと心の中で思ってしまう
少し喧嘩気味になりながらも彼女を鳥居の前まで送る
「あれ、断るんでしょ?」
と不安そうな顔で自分に問いかけてくる
「勿論じゃないですか!しかもあの人と初対面ですよ!?」
そう返しいつもの台詞を言う
「じゃ、じゃあまた明日、、」
「うん、また明日」
どこかぎこちない挨拶を交え自分の家への帰路につく
「明後日どうしよう、、」
そんな不安を抱えたまま自分の家の玄関を開けた
オカルンが呼び止められた時心底ビックリした
振り返ってみるといかにも陽キャの雰囲気を出した女がこっちに向かって近づいてくる
今オカルンと帰ってたの見てわかんねぇのかよ、と少しイライラする気持ちを抑えきれずそいつを睨んでしまう
「えっと、、高倉くん明日の放課後校舎裏に来てくれないかな、?」
そう女が口を開く
マジかよ、、と心の中でイライラが膨らむ
あーダメだ抑えないと、と一度小さく深呼吸して会話を聞く
「え、えっと、、明日の放課後は予定があって、」
おいおい、もうちょっとキッパリ断れねぇのか
案の定その女は次の案を出す
「あ、じゃあ明後日で、、」
と予定を立ててしまった彼を見て不機嫌になる
「明後日待ってるから、!!」
と女は言い残し去っていく
チラッと彼の方を見ると顔は赤く焦ってからなのか汗が吹き出ている
何顔赤くしてんだよと心の中で呟きため息が出る
「あ、綾瀬さん、すいません、、」
こちらを振り返ったかと思うと出てきたのは謝罪の言葉だった
なんでいつも謝るんだよとさっきよりも大きいため息が口から漏れる
そこからは少し喧嘩気味になりながらも一緒に帰る
鳥居の前まで送ってもらいいつもの台詞を互いに言い合う
「じゃ、じゃあまた明日、、」
「うん、また明日」
と変な雰囲気のまま別れ玄関まで歩く
「クソだらァが、」
そんな言葉が小さく漏れてしまった
いよいよ今日になってしまった
昨日は考え過ぎて何も授業が頭に入っていない
出来れば放課後にならないで欲しいがそんな願いも虚しく時間は経っていく
昼休みの時も彼女から断るんでしょ?と念を押された
当たり前に決まってる彼女以外の女性と付き合うわけが無い
自分に優しくしてくれたのは彼女だけだった
あの時から少し彼女に惚れていたのかもしれない
そんな大事な彼女を差し置いて他の人と付き合うのは気が引けて仕方がない
考えているうちに最後の授業の終わりを告げるチャイムが鳴ってしまった
嫌だなぁ、行きたくないなぁと思いながら帰りのHRを終わらせカバンにポーや教科書類を詰め込む
本当はこのまま彼女と帰るのだがそうはいかない
重い足取りのまま校舎裏へと足を動かす
彼女は校門の前で待っていてくれるらしい
尚更早く終わらせなければと足を早めた
「遅くなってしまいすみません」
と謝罪の言葉を入れながら校舎裏へ顔を出す
「!?」
そこにはあの女性以外にも数人の男が居る
「おっようやく来たのかよ」
「遅いじゃーん」
そうヘラヘラとこちらに歩み寄ってくる
するといきなり男のうちの1人が自分の腹目掛けてグーパンを入れた
「ゔっ、、!?」
いきなりの衝撃に地面に膝が付く
「あれー?なんか弱くねw」
「それな?www」
男達がゲラゲラと笑う
「な、なんでこんなこと!」
悲鳴を上げる腹を抑えながら問い質す
そうすると奥の方からあの女性が顔を出した
その顔はとても人を見下すような顔をしていた
「あっれー?wオタクくんやっほーwwマジで来たんだw」
と貶すように言われ怒りが込み上げる
しかし人前ではあまり変身をするなと前々から星子さんに釘を刺されているため怒りを抑え込む
「そっちから呼び出しておいてそれは無いですよ、、」
と反論するがその言葉も男達の暴力でかき消されてしまう
「ゔ、が、、!」
何度も何度も殴られ蹴られ体が悲鳴を上げる
「ちょっと飽きてきたなー、あ!そうだ!」
そう1人が言うと後ろから鉄パイプやらバットやら色々な物を出てきた
「飽きたしさっさと終わらせるかー」
と鉄パイプやバットを振りかざし自分目掛けて振り上げる
ゴッ、、バキッ
嫌な音と共に体に激痛が走る
「ウグッ、、ガッ、、」
自分はそれに何の抵抗も出来ず叩かれ続ける
しばらくすると攻撃が止んだ
「何の抵抗も無しかよつまんね」
そう吐き捨てて女性と男達は去っていった
頭を叩かれたせいで視界がグラグラする
気合いで体を起こし何とか彼女の所へ行こうとする
バチッ
いきなり音がなり辺りが一瞬にして暗くなる
「、、、は?」
この景色何度も見た事がある
宇宙人と出会う時はいつもこうだった
すると複数の宇宙人が姿を現した
「嘘でしょ、、流石にキツイですって、、」
一体だけならまだしも複数居るのはキツイ
あの男達にやられていなければこんなの余裕だろう
しかし今は違う頭を叩かれたせいで視界はグラつくし動き出そうとすると体の至る所で悲鳴を上げる
だがこんな事で音を上げて居たら目の前の宇宙人にやられるだけだ
無理やり変身を解きパキパキと姿が変わっていく
体に力がみなぎる代わりに凄く気分が下がる
「超萎えるぜぇ」
とそんな言葉を吐き捨て1歩踏み出そうとする
「ゲホッ!ゴフッ」
いきなり胸が痛む
口から吐き出された液体の正体は自分の血液だった
「おいおいまじかよォ、流石に不味いなぁ」
しかしこんな事に構っている暇は無い早くあの宇宙人を倒して彼女の所へ行かなければ
全身に伝わる痛みに堪えながら足に力を入れ地を蹴った
宇宙人目掛け走る
シュッ
その瞬間宇宙人が姿を消した
「!?」
スピードに乗った体を砂埃を立てながら止める
停止するだけでも体が痛い
早く見つけ出そうと辺りを見回す
しかし宇宙人の姿が一向に見えない
少したじろぎ1歩後ろへ後ずさりする
その瞬間何かが首に絡まり体を浮かせる
息ができない、苦しい
何とか抜け出そうと体を振り回す
しかし散々傷つけられた自分には無力に等しい抵抗だった
どんどんと宇宙人が自分を取り囲む
すると1匹の宇宙人が声を発した
「ふむ、、変身するとスピードが異常に早くなる、、興味深い」
「そうですね。体の構造がどうなっているのか見ものですね」
何を言い出すかと思えば興味深い?どうなっているのか見もの?なぜ毎回自分の体に興味を持つのか不思議で仕方ない
「は、なせよ」
振り絞った言葉を吐き出す
しかし宇宙人は自分の言葉に耳を貸さず喋り続ける
首を絞められているせいで意識が薄れてきた
せめて最後の抵抗にと首に絡みついている物に噛み付く
「無駄な抵抗だな」
と宇宙人が声を発した途端また腹に凄まじい衝撃が走る
「ゔっ、、ぉぇ」
あの男達に殴られた衝撃の比じゃない衝撃が自分を襲い嗚咽が出る
「う、、あ、」
殴られた衝撃と首を絞められているせいでだんだんと頭がぼやけていく
モモちゃん、、すまねぇ
そう心の中で呟くと意識は暗闇へと落ちていった