活動
赤愛され/紫赤
nmmnです
ご本人様に一切関係ないです。
通報🙅🏻
この活動が嫌になったのはいつからだろうか_
俺には沢山のリスナーの方がいる。
その代わりもちろん、アンチだっている。
アンチの何百倍もの数のリスナーの方がいるのに、俺は最近アンチしか目を通さなくなった。
そうして俺はいつしかこの活動をすることが疲れた。
SNSに浮上するだけで偉いと言われる。
動画や歌みたを投稿すると、沢山の大好きの気持ちを伝えてくれる。
俺はこの活動が大好き”だった”。
いつでも支えてくれるメンバーがいて、スタッフさんたちがいて、仲良くしてくれる後輩がいて、俺はここにいる。
でも最近はあまりSNSに浮上していなかった。
グループでの定期配信では、体調不良と言い、今のところ2週間休んでいる。
もちろんその間は一切活動していない。
体調不良なのは嘘ではなく本当のこと。
いつも酷い頭痛から目が覚める。
浮上していないし、定期配信も休んでいるため、俺はグループから脱退するんじゃないかという噂も流れている。
食欲は元々なく、グミや飴などしか食べてなかった。
メンバーとも最近会って会話をしていない。
LINEやDMでは、メンバーやスタッフさんから心配の言葉をいただく。
その度本当に申し訳なくて、前に、歌い手としてのこの活動を辞めようか迷った時もあった。
今日は目が覚めて、いつもの何百倍も体がだるかった。
動くことですらめんどくさく感じ、今日は一日中何にもしないでいよう、そう思った。
すると、こんな日に限って家のチャイムがなる。
赤「まじかぁ‥」
俺は無視しようか迷ったけれど、何度も何度もしつこくチャイムを鳴らすので、
仕方なくベットから降りて玄関へ向かう。
なんか頼んだっけ、そう思いながら扉を開く。
扉を開くとそこには、俺が所属しているグループのメンバー5人がいた。
赤「へ、?」
黄「赤捕まえた」
そう言われ黄ちゃんに軽々と抱っこされる。
紫「久しぶり、」
紫「体調は?」
赤「ん-まぁ、?」
紫「そっか(笑」
青「早く入ろ-!」
と、家主でもなんでとない青ちゃんが言ってみんながぞろぞろと俺の家に入ってくる。
ずっと部屋で過ごしていたためリビングに来たのは久しぶりに感じた。
紫「電気つけずに何してたの‥」
赤「えっと‥」
橙「寝てた?(笑」
赤「‥うん!」
桃「相変わらずだな-、」
青「えぇぇ–!」
赤(びくっ、
と急に青ちゃんが大声を出す。
黄「うるさいです‥」
青「ごめん‥」
紫「どうかした?」
青「いや冷蔵庫が‥」
赤「あぁぁ-!!」
冷蔵庫には水しか入れてないことを思い出し急いで冷蔵庫の元まで走る。
急いで冷蔵庫の扉を閉じ、青ちゃんと小声で交渉する。
赤「青ちゃんだめ‥」
青「えぇ、でも‥」
そんなことを話していると、いつの間にか黄ちゃんと紫くんに冷蔵庫を開けられていて、
紫「赤くんこれどういうこと」
紫「なんで冷蔵庫に水しかないのかな」
と半キレ気味で俺に尋ねる。
赤「えっとですね~‥」
黄「赤やっぱ痩せたよね、」
黄「さっき抱っこした時軽すぎたもん」
紫「2週間ぐらいちゃんとしたもの食べてないとか言わないでね‥?」
赤「‥」
俺が気まづそうに黙り込んでいると、
桃「赤、俺には助けれない‥」
橙「お疲れ様‥自業自得や、」
青「わんわんごめんね‥」
と3人が俺が紫くんと黄ちゃんに怒られる前提で話してきた。
赤「‥俺終わった、」
その後、結局1時間ほど2人に説教されて、これから俺は当分の間事務所に泊まることになった。
赤「ねぇ、紫くん‥考え直さない‥?」
紫「考え直さない」
赤「はぁぁぁぁぁ、」
俺が事務所に泊まることになってからはメンバーが事務所に来る頻度が高くなったらしい。
紫くんは俺と一緒に事務所に泊まっている。
他のメンバーは作業がない日以外は泊まるようになった。
徐々に俺の生活は紫くんと黄ちゃんによって改善されていき、やっと家に帰れるようになった。
赤「マイホーム愛しい‥」
紫「また同じような生活送ってるって俺が判断した瞬間事務所来てもらうからね?」
赤「はい‥」
紫「で、活動の話なんだけど‥」
紫「赤くんはどうしたい?」
赤「ん-、」
赤「続けたいとも思わないし、辞めたいとも思わない、かな‥」
紫「そっか-、」
赤「でも俺がこのままグループにいて、定期配信休んでたりしてたら、リスナーのみんなは変な噂に惑わされるかなって、」
赤「脱退することももちろん考えたんだけど、」
赤「俺にはやっぱこのグループが必要だって分かったから、この活動は続けてたいかなってちょっとは思う、」
紫「分かった、」
紫「とりあえず、Twitterだけでも浮上してみたら?」
紫「それでみんなの反応したいで、決めればいいし、」
紫「それで決まらなくても、みんなが赤くんっていう存在を待ちわびてると思うよ、」
紫くんの言葉ってすごい。
俺はこの前までこの活動が嫌になっていたけど、紫くんがこう言った瞬間、直ぐに浮上したくなった。
スマホを開いてTwitterを立ち上げる。
赤│心配かけてごめんなさい。
赤│生きてます。脱退もしてません。
赤「こんな感じ‥?」
紫「硬いな~(笑」
紫「まぁ、ツイートしてみな?」
前まで当たり前のようにしていたツイートも何故か怖くて、紫くんの言葉を信じてツイートしてみると、
直ぐにリスナーのみんなが反応してくれて、
生きてくれてありがとう、とか
浮上ありがとうございます、とか
赤くん大好きです、とか
暖かい言葉ばかりで溢れていて、
やっぱり俺って愛されてたんだなって再確認出来ました。
おわりーーーーー
リクエストください完全にネタ切れです
コメント
1件