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⭐︎不破湊×赤城ウェン
(No.1ホスト×BAR店員)
⭐︎コールボーイ
⭐︎リクエスト感謝
※ご本人様達とは一切関係のないお話です。
※個人的な妄想と希望から来たお話です。
皆で同じ食卓を囲み温かいご飯を食べるだなんていつぶりだろうか
並んでいるご飯とおかずに目が輝いたし
ひとくち食べる度にこんなに食べることって楽しいことだったんだと感じた
喉を通る度に幸せが流れ込んできた
片付けを手伝おうとすると、横に座っている湊に座ってて?と机の下で小指に指をかけられ、ドキッとしてしまう
片付けもひと段落し、また明日来るとグウェルと巴はそれぞれの家に帰っていくのを玄関先で見送る
湊『慣れないこと多くて疲れたでしょ、ごめんね』
ウェンは驚き首を大きく横に振る
リビングに戻りソファに座るウェンの足元に対面であぐらを組む湊。
湊『ほんとウェンくんが笑ってくれてよかった。ほんまありがと。』
そう言いウェンの両手をそっと握る。
ウェン『どうしよ、湊さん…』
湊『ん?』
ウェン『どうしよ…家帰りたくない…』
湊『えぇんやで?一緒いて』
ウェン『けどっ(汗』
湊『ウェンくんは気遣いのできるえぇ子やなぁ。ウェンくん?足開いて』
ウェン『え?』
そう言われ足を動かすと、足首を掴まれ、あぐらを組む湊のウエストあたりに移動させられる。
ウェン『なに?…ひぁッ!?』
湊はウェンの腕と腰を持ちソファより引きずり下ろすとあぐらを組む湊の足にすっぽりと対面座位で収まってしまう
湊『ウチにいて?一緒に居て欲しいねん』
と、ぎゅっと抱きしめられる
湊『ウェンくん?よければ家引き払ってウチ来てや。お仕事もあの危なっかしい店じゃなくてさ。時期にウチの店ホストやめて、昼はカフェで夜居酒屋の店しよう思っててさ。よかったら、一緒に…』
ウェン『ほん…とに?』
湊『にゃはは..ほんとほんと。ウェンくんほんまに今日は涙脆いなぁw』
ウェン『泣いてないもん!嬉しくて…。』
湊『せやね。みんなで一緒に夜の世界にバイバイしよ』
夢にも思わなかった
人生この先無縁の世界で、ずっと独りだと思ってた
ウェンの腰を支えながら、幸せそうな笑顔で顔を撫でられムズムズしてしまう。
ウェン『ねぇ….湊さん?』
湊『どないしたん?』
ウェン『えっと…その…』
湊『ゆっくりでえぇよ?』
ひとつひとつの小さな言葉にもきゅんときてしまう
ウェン『お風呂でやってくれたやつ…もっかい..して?』
そう言い、頬を撫でている手を唇へ誘導する
湊『!?ぇ…嫌じゃ…ないの?』
小さく頷き顔を赤くするウェン
湊『湊さんのこと…好きだから…もっとして…ほしいなって///』
湊『かわい///おいで?ウェン♡』
急な呼び方にスイッチが入ってしまう
最初は優しく触れるキスをゆっくり何度もされ、うっとりしてしまう
何度もキスなんてされてきたが、自分勝手な強欲な奴らばかりだった
湊『ウェン、好きやで♡』
そう言い唇をペロっと舐められ
湊『もっとしよっか、ちゅー♡』
小さく頷き、身体がもぞっと動いてしまう
あぁ…キスだけで溶けてしまいそう♡
触れるキスはどんどん舌と絡み、お互いに甘い声が漏れてしまう
ちゅクッ///♡チュルッ//♡ンッ♡チュクッ///♡チュゥッ♡チュクッ///♡
ウェン『んッッ♡ふッッ♡ハァッンゥッッ♡♡』
糸を引いて離れる唇
恍惚な表情をするウェンに胸がきゅっとする
湊『妬けてまうし、腹立つな。こんなかわいいウェンくん見てんの俺だけやないとか』
ウェン『///はじめて…だから///』
湊『ん?』
ウェンは湊の首元に顔を埋め
ウェン『今までは怖くて、痛くて、気持ちよくなくて、早く終わってほしくて辛かった…。湊さんのキスで初めてこんな気持ちなったんだよ?///』
ぎゅっとちからが入ってしまうのが伝わる
ウェンは湊の顔を下から覗き
ウェン『湊さんが嫌じゃなかったら、僕のこと全部湊さんで埋めて?///辛いの思い出したくないッ…』
気がつくと湊の頬に涙が流れており驚く
湊『待たせてごめんな』
ウェン『ぇあッッッ…ちがっ//』
湊『わかってるよ、そんなつもりで言ったんと違うことくらい。ウェンくんが複雑なんと一緒で、俺の心も複雑なのw』
額にキスを落とし
湊『全部辛かったこと忘れさせてあげる。思い出す記憶、全部俺にして?』
湊の優しい瞳の奥に捕えられた気がして、初めて心の底から身体がゾワッと喜びを感じた気がした