『ここ本当に東京?山ん中過ぎない?』
五条 東京の郊外はこんなもんだよ
『ふ〜ん、んでこれから何するの?』
五条 学長と面談さ。合格したら入学できる
『いや、だから私まだ小学生だって((
五条 そこらへんは気にしない〜気にしない〜
?? 遅かったな悟
夜蛾 いつもより10分遅い
夜蛾 今日は無限で来なかったのか?
五条 まぁね。もし、無限に耐えられなくて死ぬくらいなら、伊地地に送ってもらったほうが良いでしょ
五条 どうせ、そんな変わんないですし
夜蛾 そうだな・・・・・。・・・・・その子か?
五条 そうだよ
『轟朝陽。小6』
夜蛾 何しに来た
『・・?面談』
夜蛾 呪術高専にだ
『ただ、連れてこられただけ』
夜蛾 ・・・・高専に入ったらの話だ
夜蛾 呪いを学び、呪いを祓う術を身につけ、その先に何を求める
『何も求めない。ただただ目の前の人を助けるだけです』
夜蛾 何故?
夜蛾 事件・病気・事故。君の知らない世界で人間が日々死んでいくのは当たり前のことだ
夜蛾 それが、呪いの被害になると看過できないというわけか?
『私は約束を果たすだけです。救える命は救う。そんな人間になりたいだけです』
夜蛾 約束・・・?
夜蛾 つまり君は、他人との”呪い”だけで呪いに立ち向かうと?
夜蛾 不合格だ
『!!人形が・・・』
**夜蛾 「呪骸」**人形だよ。私の呪いが籠もっているがね
(重いッ!!打撃だけでこの威力!!)
夜蛾 窮地にこそ人間の本音は出るものだ。納得の行く答えが出るまで攻撃は続くぞ
(すばしっこいな・・・・人形とは思えない・・。けど!!)
『倒せないわけじゃない』
夜蛾 !!? (キャシィの核を一発で!?)
五条 ククッ (やっぱり素質はあるね)
『え、これ壊れちゃったけどどーすれば良い?』
夜蛾 ・・・・そのままでいい
夜蛾 呪術師は常に死と隣り合わせ
夜蛾 自分の死だけではない。呪いに殺された人を横目に呪いの肉を裂かなければいけないことがある
夜蛾 何故君は呪術師になる?
夜蛾 もう一度問う。君何しに呪術高専に来た
『私は、運動も勉強も人並み以上に出来た。けど、”個性”そんな能力がなかったせいで家では失敗作扱いされた』
『家族も私をないがしろ。双子の兄でさえ私をないがしろにした』
『でも、母と一番上の兄だけはいつでも私の味方だった』
『母と兄が私を救けてくれたように、私も人を救けたい』
『たとえ、助かる人が助かる準備のある人だけだったとしても、私は人を助ける道を選ぶ』
五条 ・・・・・
『だから、私は”ここ”に来た』
夜蛾 合格だ。
『!!』
夜蛾 悟、アイツも来たぞ
?? よッ!久しぶり。悟
五条 ああ。久しぶり蒼哉
蒼哉 君も、良い意気込みだなぁ!
『・・・どうも』
蒼哉 君、名前なんていうんだっけ?
『轟朝陽』
蒼哉 へぇ〜、朝陽か!よろしくな!
『・・・・はい』
『というか、悟。誰この人』
五条 こいつはね、呪眼を受け継ぐ家系の長男。鳳城蒼哉だよ
『!!ってことは』
五条 そう。君に会わせたかった人さ
蒼哉 よろしくね〜
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