青桃短編集

🐶side

ぼふ、とベットに顔を突っ伏す。

なんでこんなに思い悩んでいるかと言うと、これ。

【世界一不仲な青組で】好きだから。/ユイカ

…さいきん青組の絡みが多い気がする。いや別に嫉妬とかじゃないけど。

ちょっとないふの歌みたも増やしたいなとかもうちょっとお話したいなとか思ってるだけだし。

青組人気だし、しょうがないけど、、

まろもめっちゃほとけっちに絡んでるし、ほとけっちも満更でも無さそうだし。

ちょっと距離近いな、とか。

そう思う度に憎悪が渦巻いていって、

🐶｢おれのまろ、のはずなんだけどな｣

もしかしておれ、捨てられる、？

えっちもさいきんしてないし、デートもしてないし、でもほとけっちとはご飯食べに行ってたみたいだし。

おれ、まろに捨てられたらどうしよう。

だいぶ生きていけないかも。

嫉妬しちゃう女々しいおれなんてきらいなんてこと分かってるけど

もっと溺れて欲しい、おれだけ見て欲しい

🐶｢なんて、言えるわけないよね｣

🐱｢なにが言えるわけないん？｣

🐶｢わぁ！？いつからいたの！？｣

🐱｢おれのまろのはずなんだけどな、から｣

🐶｢めっちゃ最初じゃん！！！｣

🐶｢なんで言ってくれなかったの！！｣

🐱｢いや〜、なんかほとけに嫉妬しとるみたいやったからおもろそうやなって思って｣

🐶｢ひど！おれけっこうまじめに悩んでるのにっ、｣

🐶｢捨てられたらどうしようとか、嫌われたらどうしようとか、｣

拭っても拭っても涙が止まらない。

🐶｢捨てるならちゃんと振って欲しい、いきなりマンネリ化するとか意味わかんないじゃん、｣

🐱｢はぁ、｣

🐱｢ほんま、ばかすぎ笑｣

🐶｢ばっ______｣

ちゅっ、と塞ぐようなキスを唇に落とすまろ。

🐱｢こんな可愛いやつ誰が捨てるか、意味わからんのやけど、笑｣

🐱｢顔真っ赤やん、かわい｣

🐶｢うるっさ、/｣

🐱｢そんなに寂しかったならこれから毎日デートしよ！！｣

🐱｢あ！！お寿司食べに行こ！！｣

🐶｢すし！？いく！！！！！！！｣

🐱｢ないこたんかわいー！｣

🐶｢デートしないよ｣

🐱｢えぇ！？ごめんって！！｣