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「縁を切らなくても、今回慰謝料請求をする事実も残ります。その中には、菊ちゃんの検査入院費が未納だったことを無視したという病院からの記録などもある。特別縁故者の資格が認められる可能性はないと僕は思いますけどね」
「戸倉先生、ありがとうございます。これで木野山さんのことは終わりでいいですか?」
「待ってください、早川さん。木野山正子さん、敬さんにおいては、不法行為、民法709条が成立すると考えています。簡単に言うと、不正に取得された情報を買ったという行為がアウトということ。またその情報から、追跡や待ち伏せなどストーカー規制法にも抵触する行為があったことも把握していますので、そちらも加味した損害賠償請求になることを伝えておきます」
ここで頭を抱えたのは叔母側の弁護士だ。
「警察へは……?」
「そこは、今後の諸々で検討します」
「警察はダメよっ!敬の経歴に傷がつく」
ガタガタガタッ……
椅子を後ろに倒し、長テーブルの真ん中の四角いスペースに出て来た叔母に
「正子叔母さん……敬の経歴ってないでしょ?」
と言ってやる。
「菊っ!アンタはいつからそんな口を……」
「私の経歴に傷がついたことをお金で解決しないといけなくなったの。叔母さんのせいでね。そこを忘れないで、しっかりと責任を持った行動をしてくれるなら警察には言わない……かもしれない」
「そうよね~責任を持った言動が必要よね、それに誠意。責任と誠意が全く見えないねぇ。菊が許しても、うっかり警察へ駆け込むかもしれないわ、私が。証拠もあるし」
相変わらず、私以上に永美が煽る。
コメント
5件
もう傷だらけですよ〜 欲をかかずに親身に優しく接してれば… 今更だけど謝罪しろー!!

永美ちゃん素敵✨敬は働きもしないで楽にお金を手に入れようとしてその後どうするの?真っ当な、あ真っ当な人間じゃないから下らない事を考えるんだね💦

バイト終わったら沢山更新されている😆嬉しいです