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野々さくら
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猫塚ルイ

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ありあ
366
完結編だけどあらすじ〜
なんか授業サボってたらクラスメイト全員が自◯行為してた〜
それで3人の自◯を食い止めた〜
詳しいやつは前編から読め〜
鈍い音が響く廊下に隣接している各教室、黄色い声が聞こえる教室、テストの筆記音が聞こえる教室、けれどうちのクラスは屑の声しか聞こえない。
ボイスレコーダーを起動する
急いでけんちゃんを連れて教室に入る、手の震えは気にしなかった。
「早く座ってください、みんなの時間を有効的に使いたいんですよ?」
「何がみんなの時間だよ?洗脳されて体が自由に動かせなくしているのはお前だろ?」
「…早く座ってください、みんなの時間を有効的に使いたいんですよ?」
反応した、けどそれに気づく人間はこの場に2人しかいなかった。
「おかしいですね?洗脳してまで授業を受けさせる。なんなら物音一つでも立てたら赤い花弁が飛ぶ」
ボイスレコーダーに周波数が刻まれる。
屑の目元が動いた。
扉が開いた
「ハァ…ハァ…どういう状況?」
露李が戻ってきた。
「早く席に着いてください」
「ハァ?席についてもどーせ」
露李がハサミを首元に当てるふりをして
「これやんだろ?」
「ま、どーせ他の講師、教師にぺこぺこする系だろーがよ」
露李が小声で耳打ちをする。
おそらく的確だった。
扉の音は二度響く。
弥も戻ってきた。
「席についてください」
「んな欲求飲むわけねーだろ」
「クソ講師、教師になれなかった理由が目に見えてわかるな(小声)」
屑が弥に集中している隙に俺と露李は駆け出していた。
ゴールは職員室。
職員室の扉を開けて。
「先生!助けてください!」
職員室にいた隣のクラスの担任、漠先生が目を向けた。
「どうしたんですか?」
露李と声がシンクロし
「「講師の山本先生に生徒が洗脳されてます!」」
「…はい?」
「だーかーら〜!」
「分かった分かった、なんか異常事態なのは分かったから詳しく説明できる?」
「俺ら保健当番でっ…」
「教室入ったらみんなが…」
思い出すたびに吐き気がした、PDSDなのかトラウマなのかそれを考えれるほど頭は良く無かった
「落ち着いて、ゆっくりでいいから」
露李が先生に向かって手招きをして
「とにかくついてきてください」
教室の前に着くと胃がキリキリした。
さっきの記憶がフラッシュバックした
助けないと、けど何だろう、扉が開けない、怖い、見たくない、怖い、怖い
呼吸がどんどん荒くなる。
漠先生が代わりに扉を開け、
「失礼します。」
漠先生が目を見開いた
さっきと変わらない
刃を首に突きつけて
繰り返し「死ねば解放される」って
怖い、吐き気がする。
半歩下がった
あの狂気的で気味悪く高圧的な笑顔を貼り付けた屑が
「漠先生、どうかされましたか?」
「この状況は何ですか?」
「授業ですよ」
「少しこちらにいらせますか?」
ポッケに入れているスマホのライトが光る。
「露李は洗脳を解いて、弥は隣の空き教室(小声)」
屑と同じ空間にいるだけで吐き気が催す
そのまま俺らは校長室に入り込んだ。
漠先生にボイスレコーダーのデータとスマホの録画のデータを渡した。
電波に乗っかっているデータは弊害もなく相手に届いた。
漠先生がおおよその話をした後に校長が俺に向かって
「説明できますか?」
簡単、口を開けばいい話。
「っ…!」
記憶がフラッシュバックする。
声が出ない。
出せない。
怖い。
胃がキリキリする。
心臓がキュッとする。
息が荒くなる。
光景がフラッシュバックする。
怖い。
時間というものは残酷で俺は校長室から出された。
その場にうずくまった。
怖い。
どうしても作り笑顔は苦手だ。
別に暖かくもない廊下にうずくまった。
動かなきゃ、けど足が動かない。
動く気力が無い。
一方その頃弥達の方では
「翅、何とかしてくれたかな?」
「行くとしたら校長室だ、けど帰りが遅いな」
「確かに。ちょっと様子見てくる。」
「おう、平和的にな」
屋上でもやったグータッチ、また小さな音がした。
足早で校長室に向かう
足音が聞こえる。
頭が痛い。
胃が痛い。
心臓が痛い。
上手く話せなかった自分を責めてもどうにもならないことは分かっている。
分かってるけど
頬に冷たい感覚が通り過ぎ、不自然な空気に洗い流される。
足音が近づいている。
顔を上げる
目が合う
「弥…?」
弥は困った顔をしながら
「どうした、ここでうずくまって」
「そっちは何とかなってる?」
「ああ、類たちのおかげでな」
「…そっか」
自分が嫌いな作り笑顔を見せる。
首が締まりそうなくらい空気が重い。
思い出すだけで吐き気がする。
目に入れるだけで目が腐る。
話そうとしても声が出ない。
教室に戻らなきゃいけないことは承知だが足が動かない。
また、またあの光景が
弥は俺の手首を取って
「自分から動け」
分かったよが言えなかった。
ただそれを立つだけで返答した。
教室に向かう、空気が重い。
重い
重い?
教室の扉を開ける
目を閉じる
数回瞬きをした後に見る。
みんな洗脳で疲れたのか寝ている。
露李も、けんちゃんも、浩介も、類も。
みんな疲れたかの様に寝ている。
起こさない様に椅子を引いて自分も寝た。
時間が許す限り。
問題は一つも解いていないけどテスト後の様に疲れた。
クラスが平和、それが俺たちの最終問題の答えだった。
間違いかもしれない日常も
クラスがうるさい日常であろうとも
どんな罰があろうとも
時計の上にある最終問題は多分100点だった。
【羅針盤上の最終問題・完】
コメント
4件
つまり何を言いたいかというと 自分で自分を嫌いな奴にして首しめんなよ ってことをカッコつけて言いたかっただけです
いやっ……めっちゃ重くて苦しいのに、目が離せなかった……!😭💦 洗脳されてるクラスメイト、震えながらも立ち向かう主人公、そして弥の「自分から動け」の一言が刺さりすぎた……。 PTSDの描写もリアルで、同じ空間にいるだけで吐きそうになる感じ、すごく伝わった。 最後の「クラスが平和=最終問題の答え」っていう着地、苦しいけど温かい……。 Rumorsさん、これは連載中なんですか……?続きが気になりすぎます……!!🌸