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#異世界ファンタジー
#女子高校生
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「がはぁ……くっ…あぁ」
あれから、15日経った。
外の世界では、やっと1時間経っている。
「なんだ…俺の時止めを攻略するんじゃないのか?」
嘲笑うような目。
その目がまた、紅色に光る。
いや、今度は、光るだけ。
ギラギラとしている。
「な…全然前にいる…なんでだ…それは、時止めの合図…いや、わかったぜ」
要は、立ち上がり。
口から溢れ出す血を拭う。
「そういや…それは、魔眼だったな…時止めしかないって固定概念が、発動したようだ…だが、わかったところで、何になる、って話だな…」
前を向くと。
別世界の要は、驚いている。
「な…何故…動けているんだ…?」
そう、言ってきた。
要は、何当たり前な事言っているんだ?と、そんな顔を思わずしてしまう。
「知らないな…動く事は、当たり前だからだ…」
その要の言葉に、驚きを隠せていない。
「こ…行動不能能力が、効かない… 」
冷や汗をかいている。
別世界の要は、笑った。
盛大に、ゲラゲラと。
「…そうか、そうか!…ははっ…流石、同じ要だな…動く事が当たり前…か…」
そして、急に真面目な顔になり。
要を、睨みつけた。
「次で、お前を殺す…次で対処して、俺を殺せなければならない!」
その声は、震えていた。
(やっと…俺の生が終わる…自分の手によって…あいつは、自分が不死だと思っている…だが、本質は違う…あいつは、自分に負けなければ、死ねないだけなのだから…)
そして、別世界の要の、厳しい顔が崩れ。
少し、いや、要に、似た。
今まで、似ているが、また、別人なのだ。
「…俺が、あんたを殺すことは、しない…だが、アンタの目は、殺して欲しそうだ…」
別世界の要は、本当に当てられた…と、驚いた顔をする。
「ふっ…正解だ…だが、何も抵抗せず、殺される事は、絶対にない!」
その言葉に、真剣になり。
目を鋭い眼光を、さらにギラつかせる。
そして、言い放った。
「俺は、アンタの、時止めを…完全攻略した!」
その言葉に、別世界の要は、爆笑した。
「そうか!…やはりか!…ならやってみろ!」
戦いが、始まった。
構えを、取る!
別世界の要は、静かな構えだが…
要は、獲物を狙う、狼のような、そんな目線を送るだけ。
そして、別世界の要が、走った。
目が紅色に染まる。
光る。
また、一段と強く。
そして、さらに鋭く、鈍く。
光
「今だ!!」
妖術を、使う。
「妖術…狐火」
燃え盛る。
祠全域が。
全てを燃やし尽くす。
「時が、止まっても、無意味だ…」
その言葉と、状況を、見た別世界の要は、驚きと歓喜に溢れている。
「すげぇな…本当に完全攻略されちまってる……さぁ、もう、勝ち目がない…早く殺せ」
そして、要の目も。
火によって、ギラギラ光る。
「せめて…静かに眠らせてやるよ…」
拳に、霊力を溜め。
別世界の要の心臓を貫く。
「…お前は、絶望しなさそう…だな…」
そして、別世界の要が死に。
消えた。
そして、力が、来る。
その瞬間、前にはなかった。
記憶が、溢れだす。
これは、多分この魔眼の要が、経験した事と記憶…。
これで、向き合える……。