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コメント
3件
ああ、この展開熱すぎる……! 美月がペンダントに「E-3」刻んで残すの、最高にかっこよかった。黒瀬が実は悪人に見えないところも気になるし、コナンの「写ってるのは施設じゃない、人物だ」の推理で鳥肌立ったわ。100いいね突破おめでとう! 次の海上コンテナ編、絶対読む🔥
スタートーー❗️
夜明け前。
廃セメント工場の地下。
サイレンが鳴り響き、赤い非常灯が通路を照らしていた。
ウゥーーーーーーーッ……。
美月は目の前に立つ黒いコートの男から目を離さなかった。
男は落ち着いた口調で言う。
「白石美月さん。」
「君は、あの日何を撮ったのか覚えているか?」
美月は首を横に振る。
「何のことですか?」
「夕焼けの河川敷です。」
男はポケットから一枚の写真を取り出した。
それは、美月が撮った夕焼けの写真のコピーだった。
「この写真のどこかに、私たちにとって都合の悪いものが写っている。」
「だからSDカードが必要だった。」
美月は写真を見つめる。
(何か……写っていた?)
⸻
地下十二区画
一方、コナンたちは地下へ駆け下りていた。
「B-12はこの先です!」
高木刑事が叫ぶ。
工場の地下通路は複雑に入り組み、古い配管が迷路のように張り巡らされている。
コナンは床を見つめた。
「止まって。」
しゃがみ込む。
そこには、小さな白い紙片が落ちていた。
拾い上げる。
「メモ帳の切れ端……。」
蘭がのぞき込む。
そこには美月の字で、小さく書かれていた。
『地下・北側・階段』
コナンは微笑む。
「美月さん……。」
「ちゃんと手がかりを残してくれてる。」
⸻
美月の記憶
黒いコートの男は静かに問いかける。
「写真を拡大したことは?」
「ありません。」
「誰かに見せた?」
「写真部のみんなに少しだけ。」
男は少し考え込む。
その時。
7
344
美月の脳裏に、夕焼けの日の記憶がよみがえった。
子どもたち。
川。
夕日。
黒いワゴン車。
そして、その奥に見えた──
「……あ。」
男が鋭く反応する。
「思い出したか。」
美月は思わず口を押さえた。
(あの時……。)
(河川敷の向こう岸に……。)
巨大なアンテナのような設備。
そして、白いコンテナが並んでいた。
「工場じゃない……。」
男は小さく笑う。
「そうだ。」
「君は偶然、私たちの”もう一つの拠点”を撮影していた。」
⸻
黒幕の正体
男は静かに名乗る。
「私は黒瀬誠一(くろせ せいいち)。」
「民間警備会社の代表……ということになっている。」
コナンたちがまだ知らない、この事件の首謀者だった。
しかし黒瀬は冷酷な犯罪者には見えなかった。
「君を傷つけるつもりはない。」
「ただ、あの写真だけは外へ出せない。」
美月は真っすぐ見つめ返す。
「だったら警察に説明してください。」
「誘拐なんて、絶対に間違っています。」
黒瀬は苦しそうに目を閉じた。
「……もう後戻りはできない。」
⸻
地下通路
「この先です!」
コナンは走る。
通路の角を曲がった瞬間。
「いた!」
美月の姿が見えた。
「美月さん!」
「コナン君!」
二人の声が重なる。
しかしその瞬間。
ガシャン!!
天井から鉄格子が落下。
通路が完全に閉ざされる。
「しまった!」
佐藤刑事が鉄格子を押す。
びくともしない。
黒瀬は静かに後ろへ下がった。
「時間切れだ。」
⸻
奪われたフィルム
部下が一台のノートパソコンを持ってくる。
「解析できました。」
「SDカードのバックアップデータです。」
美月が驚く。
「バックアップ?」
実は彼女は、撮影した写真を自動でクラウドへ保存する設定にしていた。
犯人たちは、そのデータを見つけ出していたのだ。
画面には夕焼けの写真。
黒瀬は拡大する。
「……やはり。」
写真の隅に、河川敷の向こう岸が映っている。
そこには極秘実験施設が写っていた。
「これが外へ出れば、多くの人間が動く。」
黒瀬は静かにつぶやく。
「だから消さなければならない。」
⸻
コナンの推理
鉄格子越しに写真を見るコナン。
(違う。)
(黒瀬が本当に隠したいものは施設じゃない。)
さらに拡大する。
写真の水面。
夕日に反射した小さな影。
「……そうか!」
コナンの瞳が鋭く光る。
「写真に写っているのは施設じゃない!」
「人物だ!」
黒瀬の表情が初めて揺らいだ。
「……!」
写真の端には、施設から何かを運び出す人物が偶然写っていた。
その人物こそ、この事件の真の鍵だった。
⸻
ラストシーン
その時、地下通路全体が揺れる。
ゴゴゴゴ……。
「爆薬!?」
工場の壁が崩れ始める。
「撤収!」
黒瀬が命令する。
部下たちは非常口へ走り出す。
美月も連れて行かれそうになる。
しかしその一瞬。
美月は首から下げていた星形のペンダントを外し、鉄格子の隙間へ滑らせた。
コナンはそれを受け止める。
「ありがとう。」
ペンダントの裏には、小さな文字が刻まれていた。
『E-3』
コナンは目を見開く。
「工場じゃない……。」
「次の移送先の番号だ!」
その頃、黒瀬たちを乗せた黒い車列は、夜明けの高速道路へ消えていく。
そして美月は車窓から昇る朝日を見つめ、小さく微笑んだ。
(コナン君なら、きっと追いついてくれる。)
その瞳には、不安だけでなく、確かな希望が宿っていた。
⸻
――第五章 終――
次回・第六章「海上コンテナE-3」
美月が残した「E-3」の手がかりを頼りに、コナンたちは東京湾の巨大コンテナターミナルへ向かいます。一方、美月は移送中の車内で新たな手がかりを見つけ、黒瀬たちの本当の目的が「写真」だけではないことを知るのでした。物語はさらに大きな陰謀へとつながっていきます。
最後にお知らせ📢
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なんと……100いいねを突破しました!!😭💖
読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!!
まさかこんなにたくさんの方に読んでいただけるなんて、嬉しすぎます🥹✨
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これからも「読んでよかった!」と思ってもらえるようなお話を書いていきます📖💕
これからも応援よろしくお願いします!!🙇♀️✨