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初コメ失礼します あの、、こういう小説ガチで好きなので見つけれて嬉しいです、(?) 毒素1番好きなんで美味しかっ((( しかも主様ピグパやっててコスもうまいとか最高ですか?? By一般通過オタク
敵国の捕虜となり拷問を受け”壊れてしまった”書記長の話
・口調が違ったりキャラ崩壊していますが許してクレメンス
・誤字脱字ありましたらすみません。教えて下さると幸いです
・読み終えてからな批判などは受け付けておりません
・直接の暴力表現などはございませんが赤色さんが可哀想
黒色視点
事が起きたのは1ヶ月ほど前のこと敵国との戦争中のことだ
我々は順調に敵を倒していた
はずだった
我々がハッと気がつく頃には書記長トントンは行方不明になっていた
もちろん気がついた瞬間我々は血走ってトントンを探した一般兵も含めた何人もの人で
しかし、人を増やしても日にちをかけてもトントンは見つからなかった
探し求めて1週間後戦っていた敵国から突然連絡が来たのだ
内容はトントンを捕虜として捕まえた返して欲しければ降伏をしろ、武器や陣地を渡せといった雑であり卑劣なもの
これを見た私や他の幹部はもうほんとに激怒した
更に激怒したのはトントンが拷問されているという情報をロボロと大先生が手に入れた時だ
幹部の奴らがここまで怒りを顕なにしているのは珍しい、それほど我々はキレていたこれはもう全面戦争である
武器や情報などの調達、作戦の変更、いろいろ準備をし敵国へと攻め込んだのはトントンが行方不明になってから2週間後の事だ
戦争が始まって1週間、やっと終わったもちろん我々の勝利である
あとはトントンを探すだけだ敵国の軍基地に入りトントンを探す恐らく居場所は牢屋だとは分かっていたので地下室へと急いだ
戦場に真っ先に突っ込んだゾムが1番先に地下室へ着いた
z「地下着いたわ。トントン探す」
r「了解。こっちが勝ったけど一応気ぃつけや?まだ残党がいるかも」
z「分かっとる」
z「あ、地下牢あったわ!……あ、人がおる……っ!!!」
k「ゾムどうや」
z「トントンおった!」
r「っ!!!まじか!!はよ連れ帰ってこい」
z「了解!……おーい!トントンたすけにきた、で…………え?」
g「……ゾム?」
z「っ、と、とんとん、?」
g「ゾム!どうしたんだ!!」
z「うそやろ……」
g「ゾム!!!」
z「……」
u「1番ゾムに近いやつ誰」
k「俺」
g「コネシマ頼む」
k「分かった。今地下室や……あ、ゾム見えた」
g「近くに行って状況を確認してくれ」
k「了解……おいゾムどうしたんや」
z「しっま……とんとん」
k「トントンどうした、んや…………は?」
g「コネシマ!状況は!?」
u「シッマ!!!!」
k「っあ、おぉ……トントン生きとるけど、壊れてしまっとる」
g「は、」
z「シッマどうしよ、トントン目虚ろで目合わへん」
k「トントンっ!おい!トントン。俺はコネシマやわかるか?助けに来たで」
t「……」
z「トントン!ゾムや、もう大丈夫やからな」
通話の先、現場には私は行けなかったただコネシマとゾムの悲痛な声だけが耳に届いた
h「コネちゃんとゾムとりあえず今基地近くに車で迎えに来たからトンちゃん連れて出てきて」
z「……わかった」
k「ひとらんありがとう」
h「ううん」
r「チーノ!軍医の方へ行ってすぐ治療の準備をしてもらうよう伝えてくれ」
c「了解しました!!!」
sho「こちらシャオロン!!他幹部や一般兵と基地に戻る」
shp「ショッピです。すぐ戻ります」
行き来するたくさんの情報慌ただしく動く幹部達
ひとまずこれでトントンを”連れ帰ること”が無事できた
トントンは生きて帰ってきたしかし拷問によるショックからなのかトントンは精神的に壊れてしまった目に光はなくただボーッとどこかを見つめている、たまにボソッと言葉を口に出すがまともに話は出来なかったその上怪我だらけだった、酷い怪我だ軍医が必死に治療したため怪我の方は大丈夫そうだが
ボーッとどこかを眺めてベットの上にいる姿はどこか幼く感じた
「トントン」
「……」
「トントンどこ見てるんだ、?」
「……」
「っ……」
トントンは壊れてしまった。
トントンが帰ってきてから2週間幹部は毎日誰かがトントンの元に必ず行っている
「トンち、おはよう。今日は少し寒いね〜、布団かけて暖かくするんやで」
「……」
「トントン、僕は大先生。わかるかな」
「……だいせんせ」
「うん!せや」
「……」
「トントンさんちっす」
「……」
「さっきチーノと模擬戦したんすけどチーノガバガバでしたよ。もうそりゃ笑えました」
「……」
「チーノ凹んでるんで……トントンさん慰めてくださいよ」
「……あ」
「!」
「……」(ショッピの頭を撫でる
「!?!?」
「トンち名前呼んでくれた」
「俺は頭撫でてくれましたよ」
「ほんま!?回復してきてるみたいやな」
「このまま元に戻ればええな」
「せやな」
「トントン。ご飯やで……はい、スプーン持てるか?」
「……?」
「なんやそのキョトンとした顔はw子供みたいやなぁ!!」
「……」
「大丈夫か?」
「……」
からんっ
「ぁ」
「…手に力入らんか」
「……」
「トントン、ほら口開け」
「……ぁ」
「しっかり噛むんやで」
「……」もぐもぐ
「しっかり食べてはよ元気になるんやで」
「トントン今日もスプーン持てへんだわ」
「…そか」
「まぁ1ヶ月もろくに動いてないし力も落ちるか」
「とんとーん!!!匿って!!」
「……」
「あ!仕事しとるよ!?でも休憩くらいええやんか」
「……」外を見つめる
「なぁ…トントン俺の名前も呼んでや」
「……ぁ、ぅ……けほっ」
「っ!ごめ、無理しやんでええ。ほら水飲もか」
「……ん」
「トントンまたボーッと外見つめること多くなったし名前呼ぶのもしなくなった」
「……そうか」
「治ってきたと思ったんやけど」
「そう簡単に行かないみたいだ」
「トントン、ひとらんらんだよ。おはよう」
「……」
「今日ね、旬の野菜収穫したんだ、トントンにも食べて欲しい」
「……」
「トントンにも食べやすいように調理してもらうから食べてね」
「トントン」
「……」
「起きてる?」
「……」
「チーノやで。おはよう」
「……」
「話聞いてや!この間ショッピと模擬戦したらなぁ!!ボロボロに負けたねん……マジで悔しかったぁ~!!!!そりゃショッピは戦場に出てる軍人やけどさ!!俺やって頑張ってるねん……でもこんなに実力差があるってさぁ……ほんまぁ~~」
「……」なでなで
「!?、なにトントン慰めてくれるん」
「……」
「…っ~!ごめ、トントン……俺トントンのためにも他の奴らのためにももっと頑張ってみる。ちょっと訓練してくる!!!!」
「トントーン、おはようさん。ロボロや。今日は調子どう?」
「……」
「今日は雪降っとるから寒いで~」
「……」
「ほら雪やで!外見てみ」
「……」ちらっ
「トントン元気になったら雪合戦しよや」
「……」
「あ、俺そろそろ仕事行かな!じゃあまた。あ!体冷やさんようにな」
「……雪」
「トントンさん、おはようございます。エーミールです。今日も雪ですね。大雪では無いですけどこのまま降ればこの辺りも結構積もりそうです」
「……」
「寒いので暖かいものを食べて体温めてください」
「……」外を見つめる
「外気になります?」
「……」
「皆さんと雪だるま作りとかしたいなぁ」
「……」
「トントン、兄さんやで。覚えとる?」
「……」
「トントン寒くないか?」
「……」
「はよ元気になれよ」(頭を撫でる
「トントン、オスマンやで。おはよう」
「……」
「これお土産。美味しいお菓子やから食べてな」
「……」
「そろそろクリスマスも近なってきたなぁ……トントンはいい子にしてたからサンタさん来るんちゃう?……なんてな」
「……」
「そろそろ仕事戻るわ。じゃあ」
「とんとーん」
「……」
「どもども、しんぺいです」
「……」
「新しい戦車手に入れたからさ、元気になったら見に来てな!ほんと凄いであれ……」
「……」
「せや!あと一緒に酒飲もな……あ、せやった用事あるんやった。また来るね」
「トントン」
「……」
「あん時トントンがいなくなったの気づけんくてごめんっ、一緒に前線出てたのに!!近くにいたはずなのにっ」
「……ぞ、む」なでなで
「っ、トントンは優しいなぁっ」
「……」
「トンち~、久しぶり!やっと幹部一周したな」
「…ぁ、」
「ん?トントンどうしたん」
「ぐ、る」
「……グルちゃん?グルちゃんはココ最近忙しそうやなぁ」
「……」
「会いたいん?」
「……」窓の外を見つめる
「呼んでこよか、トントンが呼んでるって言ったら飛んでくると思うよ」
「……」ふるふる
「……ええん?」
「…」こくり
「そか、まぁそのうちグルちゃんも来ると思うよ」
「……」
「あ!そういやねもう少しでクリスマスやん!楽しみやな〜…今年もパーティするからトントンも楽しみにしててな」
「……」
ぐるぐるぐる、目の前がぐるぐるしてて霞んで見える音がぼやけて聞こえる
自分がどこにいるのか分からないでも、なんだか安心する暖かい、
喉は張り付いているみたいに声が出ない
首元が冷える違和感と近くの眩しい光と色と声が少し痛くて苦しくて真っ白な空間を見つめる
雪みたいだな
そんな日が何日も続いた
俺の近くに人が何回も来ていたがあまり認識は出来ていないただ、勝手に動く手と喉を客観的に感じるだけ
「トーントン!いよいよ明日はクリスマスやな!!!」
「美味しいもの沢山用意するらしいで!」
「やった!!!いっぱい食お!!!」
「ゾム食害はすんなよ」
「えー、もうさすがにしませんって~」
「なんかニヤニヤしてへん?」
「してへんって!!!」
明るい色、楽しそうな声心がぽかぽかする
「トントン、トントン起きろ」
「……ぁ、ぐ」
「メリークリスマス。ほらプレゼントだ」
「……?」
「開けれないか…少し待ってろ………よし…」
「ぁ」
「トントンこの間の戦争でマフラー無くなってたから……」
そういい首に巻かれる赤いマフラー
暖かい、落ち着く
「トントンはずっとあのマフラーをつけていたからあれが本当はいいんだろうが…これで我慢してくれ」
「それにしてもあのマフラーほんと長いこと使っていたな。あげた側からしても嬉しい……今回のも長く使ってやってくれ」
どく、どく心臓が緊張した時のように動く、身体が暖かい全身に血が巡っている感覚とハッと頭が冴えるような感覚
ぽたぽた、と水滴が見える
雨?……いやこれは涙か前がただでさえぼやけているのにさらにぼやけるので涙を袖で拭こうとする、が黒い服の腕に止められたその代わりハンカチが目の前に差し出されたありがたくそれで涙を拭いた見えやすくなった、ハッキリと見える黒服の腕
知ってる腕、それに先程から聞こえる知ってる声
ぱちりと、瞬きをして
「……」
下を向いていた顔を上げた
「トントン、?」
「…っふぅ………グルさんごめん、ただいま」
「……おかえり、トントン」
「トントォォォォン!!!!」
「トントンさん!!!」
「トントン!!!!!」
「うわっ!?!?重い重い」
「よかった、本当に良かった!!!!!!」
「トントンおかえり!!」
「ただいまみんな」
「これがクリスマスの奇跡ってやつ??」
「サンタさんからのプレゼントちゃうか」
「とりあえず今から宴だ!!!!クリスマスとトントンの為の盛大なパーティをしよう」
「せやな!!はよ準備するで」
「おう!」
「なぁみんな」
『?』
「メリークリスマス。」
『メリークリスマス!!』
𝑒𝑛𝑑
寒くなってきましたね。皆さん体調にはお気をつけてください
リクエスト随時受け付けております(必ず書くとは限らない)