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とあるアニメ、漫画を元に書きました。
だいぶ似た部分が多いいので苦手な方
ブラウザバックを推奨します。
何の作品か察しても
検索避けをお願い致します🙇♀️!!
死ネタ、殺し合いありです。
本人様と関係は一切ありません。
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目を開けた瞬間、まず確認したのは
天井だった。
剥き出しのコンクリート。ヒビ。配線。
……落ちてくる気配はない。
(……生きてる)
呼吸はできる。手足も動く。
すちはゆっくりと上半身を起こし、
音を立てないように部屋を見回した。
広さは六畳ほど。
ベッド、机、椅子。生活感はない。
床、壁、天井——視線をなぞるように、
罠が仕掛けられそうな場所を
一つずつ潰していく。
ドアの取っ手。
床の継ぎ目。
天井の角。
(……ない、か)
少なくとも、即死系のトラップは
見当たらない。
この段階で殺すつもりはないらしい。
すちは一度、深く息を吐いた。
(今回は……脱出型、だな)
直感だった。
今まで28回、死に損なってきた経験が
そう告げている。
ゆっくりと立ち上がり、
足音を殺してドアへ近づく。
ノブに手をかけ、一気に開けない。
まずは少し。隙間。音。
……何も起きない。
そのまま、慎重にドアを開いた。
廊下は薄暗く、無機質だった。
左右に同じような扉が並んでいる。
(全員、同じ条件……)
視線を奥へ。
一番突き当たりに、
明らかに大きい扉がある。
他よりも厚く、重そうで、存在感が違う。
(集合場所、だな)
すちは迷わなかった。
廊下を進み、その扉の前に立つ。
一度、耳を澄ます。
人の気配。複数。
(……やっぱり)
ノブを回し、扉を押し開けた。
広い部屋だった。
元はホールか、会議室か。
その中央に、すち以外のプレイヤー
全員が座っていた。
視線が一斉にこちらを向く。
全員、無事に目を覚ましたらしい。
(……よし)
すちは表情を緩め、軽く手を挙げる。
「あの………すちって言います、よろしく」
その声に誰も反応をしない。
それをみて黄色い素敵な髪、
毛先が少しピンク色の男が
「よろしく」
と優しく返す。