息抜き程度
創作NL
そあ×そうた(架空の人物)
…
帰り道 君と話せた
「 そうたって満月みたいな人だよね〜 、」
「どゆこと … 、笑? 」
藤原道長の詩。
望月の 欠けたることもなしと思えばの詩に感銘を受けた。
「欠けてるとこがあんま無いよねって事!! 」
「勉強も運動も出来るし、性格はさておき …」
「お前ガチふざけんな」
「え 〜 、笑ごめんて笑笑」
「てか月ってクレーターあるから欠けてんじゃん」
「まぁ多少は欠けるとこもあるだろ笑」
「完璧じゃなくても良いんだぞ」
本音だよ。 届いてないだろうけど
「…きも、」
「理不尽!!!゛ 〜 、泣」
私は完璧じゃない貴方が好きだよ。
例えどんな手を使ったとしても貴方を手に入れたい
「あ、見て 」
珍しく満月で、美しい光沢を帯びていた月が目の前に映し出されていた
「…何、 ?」
「月が綺麗ですね、」
遠回しだけど伝えられた
自分の恋心に近々終止符を打たなくてはならないと考えていた
「ぇ 、、あぁ 綺麗ですね… 、?」
困惑気味の君の返答はとても可愛かった
どーせ意味なんて知らないんだろうけど
「うん、綺麗… 」
君を望月に例えたのだから
望月が綺麗であれば
君も私にとっては十分美しいよ
初恋泥棒め
…