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part 5
視点 涼ちゃん
~ ~ ~ ~
毎日のように若井の暴力や束縛を相談してきてた元貴が何も無かったようにぱったりと何も相談して来なくなった。
そしていままで若井を見るとすぐにトイレに駆け込んで逃げていた元貴は、今ではずっとくっついている。
まるで堕ちたかのように。
周りを沸かす元貴の笑顔はハイライトが無くなって周りを沸かすこともしなくなった。
そんな元貴が心配になって若井の家に行くことにした。
チャイムを鳴らす。すると5分後に若井が扉を開けた。
涼ちゃん?どうしたの?
心配してくれているような目は早く帰れという目に見えた。
元貴、いる?
、、寝てるんだよね、、また、明日とかd…
いや、起きてるよね。
僕の勘でわかる。若井は元貴が寝たら一緒に寝るはずだから若井が今外に出てくるのはおかしいんだ。
若井がこんなに元貴を僕と合わせたくない理由がわからない。
もういい?眠いんだけど。
そう若井か言い、ドアを閉めようとした時にドアの隙間に足を挟み、閉めれないようにした。
早く、会わせて?
若井がため息をついてからしょうがないという顔で中に入れてくれた。
靴を脱いだとき、後ろから硬いもので殴られて気を失った。
・ ・ ・
視点 元貴
あの時の劣等感、痛かった心、全部なくなって、毎日、若井と気持ち良くなってる。
前まで嫌だった暴力も今では大好き。
若井の綺麗な手で殴られるのが好き。
色気がどうしようもないほど溢れる若井。その瞳。暴力、暴言、全部僕のためなんでしょ?❤︎
若井が屑だってことは知ってるよ。
そんな貴方に沼って、抜けないの。
今まで涼ちゃんに相談してたことなんてどーでもいい
ねぇ、若井僕だけを見て?❤︎
・ ・ ・
視点 涼ちゃん
目が覚めるとそこは窓一つない部屋で青いブルーシートに囲まれていた。
手と足は後ろで結ばれていて逃げることができなかった。僕はただ元貴を助けたいだけなのに。
数分後ドアが開いた。そこにはリードを持った若井と首輪をつけてる元貴がいた。
若井がリードを持ってる反対側の手にはナイフが握られていた。
涼ちゃん、死んで。
若井の一言でお腹からあたたかいものが出てきた。
思考が回らなくなって、最後の力を振り絞って、2人を眺めていた。
元貴は少し、微笑んで不気味な笑顔を浮かべていた。
~ ~ ~ ~
視点変わりすぎて無理ですね。
次ラストです。