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kn.ut
呪鬼 少し
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ut視点
『utってなんか…ほわほわしてるよな』
ぇ ゙… ?
ほわほわってなに…?
『そのほわほわしてるとこ俺好き』
小学生の頃から仲が良かった子にそう言われる
…..
ほわほわしてやな嫌われるかな、
「じゃあ、僕がほわほわしてなかったら…?」
恐る恐る聞く。
それを察したのか
『また違うとこ好きになる』
と、カッコつけた表情でこちらを向く
「ふ っ .. 笑」
つい鼻で笑ってしまう
安心してしまったんだろう。
『俺は、utの全てが好きや』
キュンとするような言葉
お前にもそんな言葉が言えたんだなと少し感心してしまう
「しっまにもそんな言葉言えたんや…笑」
『そりゃあ好きな人にはなぁ…!』
僕は結構愛されているみたいだ
この人が運命の人で良かった。
︎︎
たかゆきくん、僕から離れんとってな…
︎︎
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kn視点
運命の人、というのはよく分からない
utはどういう存在なのだろうか
好きな人…という言葉では少し何かが足りない
愛してる…という言葉が似合うかもしれない
『ut…愛してる…/』
こんな言葉滅多に発さない。
愛してる気持ちよりも恥ずかしさが勝つ
「急に…?うん。僕も愛してるよ」
恥ずかしくないのかutは当然のように言う
これもこれで誘っているのだろうか
『ut、?誘ってる…?』
「はぁ…?!/ そんなわけ…//」
やはり顔が赤い
やっぱりutの気持ちは俺にしか分からない
︎︎
うつしま、俺はお前のこと一生離さん。
やから…離れんとってな…♡
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