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コンビニでいつもより少し度数の高いお酒を買い、ryoちゃんの家についた。
普通に飲むだけなのになんかそわそわしてしまう。
「お邪魔しまーす。」
「お、!mtk!いらっしゃい!さあ入って、入って!」
ん?何かいつもより嬉しそうな感じで迎え入れてくる。
何か恋人とあったのかな。うぅ、考えたくない。
「ほい。これお酒。」
「ん!これ僕が好きなやつ!流石mtk!」
ふにゃふにゃとした笑顔で笑いかけてくる。
いいな。恋人はこんな愛おしい笑顔をずっと見ることができるのか。心底羨ましい。
少し涙目になりそうだったので早速お酒の力を借りようと、
ソファーに座ってryoちゃんと乾杯した。
「ん〜!やっぱりおいし〜!」
ryoちゃんがまた笑う。その笑顔を見るたびに僕の心が苦しくなってくる。
「ねぇ、元貴の方のお酒も飲ませてよ!自分どっちも大好きでどっちも飲みたい!」
え、ここで僕が「良いよ」って言ったらもしや関節キスではないか?
流石に好きな人との関節キスはやばい。そして相手には恋人がいる。
てか恋人いるのに、他の人家に招き入れてるのは大丈夫なのか?
僕はryoちゃんが僕のお酒に手を伸ばそうとしてるところを反射的に止め、自分の分のお酒を
一気に飲みほした。
「ちょ、mtk!?」
ryoちゃんがびっくりした顔と心配の顔で僕を覗き込んで来た。
そんな顔をされたらもう我慢できないではないか。お酒で頭がふわふわなこともあり、
僕はryoちゃんに顔を寄せてキスしてしまった。