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こんにちは!!えーっと、一推しの方が2人しかいなかったので2週間に一回の投稿にさせていただきます…!!すみません!!このストーリー書きにくくて!!
それでは本編どぞ!!
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延々とYouTubeを見続けていると、スマホから音がした。 うりからビデオ通話の呼び出しだ。
「はいはい、!」
「たっつん!見ろよ、学ラン着てみた!」
「おぉ、ええんちゃう?」
うりが通うことになる高校は学ランの制服だ。俺はブレザーが制服の高校に進学する。
そういえば、「お前はブレザーの方が似合うかもな」と言われたっけ。
というか、もう高校が分かれることは諦めたらしい。うりは寂しがりだけど、一度切り替えると本当に引きずらないタイプだ。たまにそのギャップに驚かされる。
「だろ、!!へへんっ 、!✨」
「っはは、wなんやそれ、笑」
「今思いついたッ、!(どや」
うりとはいつもこんな会話だ。うりはあまり考えずにてきとーに喋っているからか、俺もそれに乗って話してしまう。
「この制服なら、どんなキャラが1番似合うと思う?」
「キャラ、!?そんなん作らへんくてええやろ、!ww」
ただでさえここでかなり笑っていたのに、「早く制服脱ぎなさい!シワになるでしょ!!」
と声が聞こえてきてさすがにもう堪えきれず笑ってしまった。
「お前の家賑やかすぎるやろ、wwッはっww」
「さすがに笑いすぎだろおい」
急に冷静がすぎるツッコミがきてさらに笑いそうになる。
「っで、なんやったっけ、?w」
「だーかーら、学ランだったらどんなキャラが似合うかって話、!」
「あぁ、そうやったな、w」
「えぇー…なんやろなぁ…」
学ラン…か。えとさんが着たらきっと似合うだろう。えとさんはどの辺に住んでいるのだろうか。今日あの辺で会ったということは、もしかしたら家が近いかもしれない。それにしても、今日のえとさんは、かっこいいというより、イケメン、という言葉が似合うような感じだった。まあ、意味はイケてる”メンズ”やねんけど。
「おーい、!!そんなに考えなくていいわ、!!w」
「っえ、あぁ、すまんぼーっとしてた」
「お前いっつもそうだろ!!wっまあ、それがお前の良いところでもあるか」
そう言ってうりは一度吊り上がった眉を寂しそうに下げた。
「あ、そういえば今日えとさんとすれ違ったんやけどさ」
「えと…って、あのえとさん?」
「女が好きって噂も前あったよな」
「え、そうなんか?」
「そ。すっごい前にあったぞ」
この町は、なんと言っても噂が広がりやすい。そのせいでいつもこの町は噂話で持ちきりだ。
誰と誰が付き合ってるとか別れたとか。あの家は育児放棄をしているだとかあの家は逆に育ちがとても良い人が住んでいるとか。
「ってか、えとさんとたっつん、そんな関係だったっけ?」
「っいや、たまたま。」
「そういやえとさんってどこの高校行くんやろ」
「俺と同じ高校って噂で聞いたけど」
「そうかぁ…」
思わず落胆の声が出てしまい、慌てて「仲良くしてみたかったんやけどなー、!」と付け足した。
「っそんじゃ、そろそろお母さんにしばかれそうだから切るわ」
「りょーかい、wそんじゃなーっ!」
そう言い通話を切った。