⚠︎注意⚠︎
・キャラ崩壊あるかも
・誤字脱字あるかも
・自己解釈
・やおい
⚠︎今回の世界線⚠︎
・らだお警察(ランク3)
・ナツメ警察
・成瀬はカニ
チュンチュンと雀の鳴き声が外から聞こえる。太陽の日差しが窓から照らされる。
「…え、ここどこ。」
ベッドで寝ていたらだおが言う。
めちゃくちゃ良い部屋だけど、らだおはこんな部屋で寝た覚えがない。
まさか、拉致…?
嫌な単語が無意識に出てくる。
…なんだか下がスースーする。らだおは下の方を見ると、真っ裸。パンツ一枚だけ。
「ンなッ?!」
らだおは思わず声を出す。そしてその声も自分の声じゃなかった。
「ん…?あーあー」
もう一回声を出して確認する。
この声、自分の声じゃなくて…この声は…この声は…
らだおは横にあった鏡を見る。
そこには、らだおではなく、ハンクがいた。
「…ん???どゆこと???」
なんで、ハンクが?てかなんで裸?
沢山の疑問が頭に浮かぶ。
スマホから電話がなる。ハンクの姿のらだおが急いでスマホをとる。
「は、ははははいっ!」
「ハンクか?今日会議なんだが遅刻か?」
スマホからウェスカーの声がする。らだおが焦りながら返答した。
「は、ははははいっ、遅刻ですっ!すぐ行きますっ!」
「…そうか、ただですむと思うなよ。」
「ヒエッ」
プツッと電話を切る音がした。いや、なんで俺ハンクなんだ?もしかして夢?
らだおの頭の中はぐちゃぐちゃだったが、ハンクの為にも急いで着替えて、アジトに行くことにした。
「え…なんで、らだきゅんが…? 」
ハンクは鏡の前に立ち、自分の姿を見る。
ハンクが起きる時間まで遡る。
ハンクは目覚めた時、本署のベンチで寝ていた。なんで本署にいるんだ?と疑問に思った。
「らだおく〜ん!おはよ〜」
ナツメが、らだおもといハンクに話しかける。
「は、ハクナツメ…?いや、俺らだおきゅんじゃないけど…」
「は?らだおきゅん?まさか…あいつに…ハンクに洗脳されたのか…?!」
「何言ってるのかさっぱりなんですけど。ナツメくん。」
「グハッ!らだおくんが…僕の名前に君付け…ッ!命日!」
状況がわからない。急にナツメがハンクに向かってらだおと呼び、騒いでいる。
そしてハンクは横にあった鏡を見て、今に至る。
「ちょっ、なんで…?!」
ハンクは鏡の前であわあわする。
「えっ、どうしよう。」
ハンクは何をすべきか、一生懸命考えた。考えて考えて…。あっ、と何かを思いついた。
「とりあいずヘルメット外してらだきゅんの顔見よ。」
ハンクは一度もらだおの顔を見たことないから気になって気になってしょうがなかった。
いや、今の状況で自分の欲に忠実ってことある?
「はわ〜っ、らだきゅんこんな顔してんの?!かわよっ!かわよっ!愛でたい!」
「らだおくんが…おかしくなった…」
側で見ていたナツメが怯えたようにハンクを見た。
「えー、これで会議を終わる。解散。」
ウェスカーの合図でみんなが散っていく。らだおはやっと終わった、とため息をついた。らだおは優しい心だから、会議の内容は聞かないようにしていた。
ウェスカーはらだおの方を向いて言った。
「…ハンク、ちょっとこっち来い。」
「ヒッ」
らだおは怯えながらウェスカーに呼ばれたように付いていく。
人気がない所に着いた。アジト内でもこんな暗い場所があるなんてらだおは知らなかった。
「あ、あの〜…ウェッさん…?」
らだおが名前を呼ぶと、ウェスカーがらだおにを壁に寄せ、壁が揺れるほど強い力でドンッと壁ドンした。
「ひぃぃぃっ?!」
「お前…誰だ?」
「え…っ」
まさか、バレていたのか?とらだおはへなへなと腰が抜ける。
「…」
ウェスカーがらだおの目を見る。実際はハンクの姿なんだが。
「名前を言え。」
「えっ、いや、えっと…は、はんく…です。」
「違う、お前だ。」
らだお自身に言われているように聞こえて、流石ギャングのボスだなと関心する。
「えっと、…ら、らだお…です…っ」
「え、らだおくん?!」
ウェスカーは自分で質問して自分で驚く。らだおも驚いているウェスカーを見て驚いた。
「実はな、昨日寝ているハンクに実験中の薬を飲ませた。」
「まさかその薬って…」
「人が入れ替わる薬だ。いや〜よく効いてるみたいでよかったよ〜」
またしょうもないことを、とらだおはどんよりする。しかも寝ている人に勝手に不完全な薬を飲ますなんて頭イカれてやがる。
「ギャングって常に薬を作ってるんすね。」
「当たり前だ。 」
「当たり前なんだ…」
らだおは今の状況を冷静に考えて、今更だがこれ他の人に見られたらやばくね?と思い、顔が赤くなる。
「あの…ウェッさん、離れてくれますか。」
「…あぁ、すまない。」
「えっと…僕どうしたらいいんすかね。」
「とりあいず、ハンクになりきってもらわないと困るな。犯罪教えてやる。」
「えぇ〜…そんな事したら僕汚職っすよ。」
「今はハンクだから良い。」
周りにバレたらただじゃおかないな、とらだおは思ったので、絶対隠し通そうと心で誓った。
一方ハンクは…
「はーい、60分。いってら〜。」
「くっそ〜。次は逃げ切るからなぁ、らだお。」
犯罪者に切符を切った後、ハンクはプリズンに送った。ハンクは沢山犯罪をしてきたので、法律とか刑罰など粗方知っていた。
「らっだおく〜ん!切符終わった〜?」
ぎゅーっとナツメがハンクに抱きつく。姿はらだおだから外からはナツメはらだおに抱きついているように見える。
らだおきゅん…いつもこんなやつに抱きつかれてんの…?とハンクは思う。
「…あ、お風呂…どうしよう…」
ハンクがナツメに聞こえないようにポツリと言った。
「ら、らだきゅんの体かわよいっ‼︎」
らだおは家が無いのでなんとかして皇帝の家に上がらさせて貰った。ハンクはらだおの体をまじまじ見る。
「いつか…僕がこの体をぐちゃぐちゃにしたいな…♡」
「こ、こぇ~ッ」
ドアの前で皇帝は小声で言った。
ハンクはできるだけらだおになりすまし、警察として犯罪の対応をした。
「らだお、お前車の運転めっちゃ上手くなってね?」
「ん〜、そぉ?いつも通りだけどなぁ」
「いや昨日絶対いつも通りじゃないだろ…」
皇帝はハンクに聞こえないようにボソッと言った。らだおが自分の体を見て大はしゃぎしている現場を見たのだから、皇帝は少しトラウマになっている。
「あ、らだおさん。餡ブレラにはいりましょう。」
「いやいや、らだおさん、MOZUにはいりましょう?」
犯罪対応の時ほとんどこんな感じで勧誘される。らだおは毎日このしつこいラブコールを受けているのか、と思うとハンクは申し訳ないなと感じた。
あれから数日経った。らだおは犯罪、ハンクは警察でなんとかした。そして…
「ん…、あれ…?」
らだおが起きて、横の鏡を見る。そこにはらだおがいた。
「元に戻った…?!」
一方ハンクも…
「らだおきゅんじゃなくなってる…‼︎らだきゅんの裸がもう見れない?!」
いやなんで?とツッコミたい。
「あ、ハンクさん。」
「あ、らだおきゅん!」
2人がお互いに近付くとらだおがハンクの手をガシッと掴んだ。
「ハンクさん…僕の体見てませんよね…?」
「え?もちろん見たよ?」
「あ゛あ゛あ゛ッ!!!!」
らだおは頭を抱えてうずくまった。
「そんなに嫌がらないで…」
ハンクはニコニコと笑った。
「ていうか、らだおきゅんも僕の体見た?」
「………見ました。」
「見たんだ…」
どんよりし、空気が悪くなった。
お互い目を合わせ、アイコンタクトで伝えた。
ー 体見たことはお互い秘密な☆ ー
主)個人的に壁ドンじゃなくて股ドンが好き。みんなどっちが好きだー?
ちなみに、らだおが闇堕ちするならどこのギャングに入ってほしい?教えてくれー!
グッバイ〜
コメント
3件
ハンクがらだおの身体で変な事?めっちゃ言ってたから、多分お薬キメてるか、働きすぎておかしくなったと、思われたんやろうなぁ😂
そりゃあ、アンブでしょ