一瞬何を言っているのか理解できなかった。
sh『knも一緒…?』
sh「なんで、knのこと、知って…。てか、一緒って…そ、そんなの…」
背筋が凍り後ろを向けなくなった。
kn「はぁ〜」
sh〈ビクッ〉
kn「なんでバラすのna?」
na「だってknだけズルいじゃんか!」
kn「それなら先に血を吸ってたnaも同じでしょ!」
na「−−−!」
kn「−−?−−−!」
sh「…」〈ドクドクッ〉
二人が話している。
何を話しているのかは頭に入ってこない。
なんとか正気を取り戻そうと、必死に震えを抑える。
それでも鼓動は早くなるなる一方だ。
今、後ろに吸血鬼がいるなんて考えたくなかった。
sh『怖い…!』
kn「−−−!もう別にいいし!」
kn〈カプッ〉
sh「へっ?」
na「あっ!」
kn「フフッ」
sh『か、噛まれてる?』
kn「チュゥ」
sh「ぃや、やだ…!」
sh『信じてた、のに…』
必死に抵抗しようとしたが、手を掴まれ、腰に手を回され、逃げようにも逃げ出せない。
さらに恐怖と絶望が押し寄せてきて、微塵も力が入らなかった。
kn「ジュゥ」
sh「ぃっ…やだっ、やめ…」〈ポロポロ〉
吸われるのが二度目で、体が覚えているからか、なんとか意識は保っていられている。
だけど恐怖は消えなかった。
kn「プハッ、」〈ペロッ〉
sh「ひぅ…グスッ」
knの口が離れた瞬間、足に力が入らなくなりその場に座り込んだ。
sh「ハァ、ハアッ…ケホッ…」
kn「…shの血美味しかったよ」
sh「っ、ぅるせ…ケホッ」
後ろからそう囁いてくる。
na「knずるい!」
kn「だってnaも吸ったんでしょ?」
na「ぅ〜、でも…!
また言い争いが始まる、そう思った瞬間
?「ちょっと〜お二人さ〜ん?」
nk.kn「ん?」
sh「ハァ、ハァ、……?」
俺は声のする方に顔を向けた。
?「独り占めはダメだよ〜」
?「どちらかというと二人占めじゃね?」
?「……たしかに!」
そこに眼鏡をかけた金髪の男と、長身の青い瞳の男がいた。
コメント
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あーあっ 大好きになっちゃいましたぁ 主様の虜になっちゃいましたぁ 大好きです、これからも頑張ってください!(愛の告白(?))