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病み上がり (後
桃視点
ガタッ
「 …..。」フラッ
ガシッ
「 大丈夫か、、?」
ふらっふらだな、身体も熱い。
完治してないどころか
全く治ってなさそうだな。
「 大人数で押しかけてもあれだし、
桃くん看病お願いできる?」
「 うん 」
青の家に着いて、青をベッドに寝かせた。
熱を測ってからご飯と薬飲ませないと、
ピピピピ…..
部屋中に響き渡る体温計は
「 38.8 」を示した。
「 高いな … 、」
「 お粥作るから寝て待っておける?」
「 …..。」コクッ
青は荒い息をついて目を瞑っている。
咳はまだ出ているため、
寝れていないのだろう。
俺は出来上がったお粥と一緒に
薬と水を持って青の前に置いた。
「 青、お粥作ったけど食べれる?」
「 …..ありがと、」起
喋るのしんどいはずなのに
お礼はちゃんとするの、青らしいな
なんて事を考えてると
゚*.꒰ঌ闇兎໒꒱.* ゚
120
6,377
ガタッ びちゃっ
青が水の入ったコップを落としてしまった。
青は少し泣きそうな目をしている。
「 ごめっ…ッッ、」ウルッ
「 大丈夫、もう1回入れてくるね。」
持つ力が入らなかったんだと思い、
今度はコップにストローを刺して
青に持っていった。
「 ありがとう、、」
「 お粥食べれそう?」
「 うん…、」
力が上手く入らないと思い、
お粥をスプーンで青の口まで運んだ。
3口目で無理やり飲み込んでいる
ように見えたため、薬を飲ませる事にした。
夜中の2時
俺は青の隣で寝ていたが 物音で目が覚めた。
隣を見ると青の姿はなく、物音の方へいくと
トイレの封水には嘔吐物、
青は少し過呼吸気味で ぐったりしていた。
「 吐いたのか…. 少し落ち着こ、」サスサス
「 はぁっ”..ッッ、 ふぅっ”.. ッッ 」
少しすると、青の呼吸は安定した。
俺は青にさっきみたいな事があれば
起こせ、と言って寝かせた。
トントン
夜中の3時
青は俺の肩を叩いて言った。
「 …くるしっ…、はふっ”…ッッ
ひゅっ…” ごめっ、、ッッ… 」
「 過呼吸か、、」トントン
青は肩で息をしていた。
俺は傍に置いてあった袋を青の口にやり、
身体を軽く叩いて落ち着かせた。
「 起こしてくれてありがと、 今は苦しくない? 」
「 …..ありがと、」コクッ
数日後、
青は微熱まで下がり
念の為まだ安静にしておくよう
メンバーに言われたため
家で寝込んでいる。
青がこんなに弱ってるのは初めてだった。
きっと、活動のストレスも
知らないうちに溜まっているのだろう。
メンバーの中で、1番元気そうに見えて
実は1番溜め込んでたりするから。
ピコンッ
1件の通知が俺のスマートフォンを鳴らした。
「 ありがとう、桃くん。」
コメント
1件
桃くんが青の看病をする姿、すごく優しくて切なかったです。熱でふらふらなのに「ありがとう」ってちゃんと言う青くんの誠実さと、コップを落として泣きそうになる弱った表情がリアルで…。夜中の過呼吸の場面も、慌てずに袋を当てて背中をさする桃くんに胸が熱くなりました。最後の「ありがとう、桃くん。」というメッセージだけでこんなにじんわりくるのは、ふたりの距離感が丁寧に描かれていたからですね🌷